今日の千歳高校

今日の千歳高校

千歳から世界へ、世界から千歳へ ~ 3年生の集大成プレゼンとJICA研修員との笑顔あふれる文化交流 ~

 

秋晴れの10月16日(木)、本校第2体育館を舞台に、国際教養科の伝統行事である「国際理解のつどい」が盛大に開催されました。今年のつどいは2部構成。生徒たちの学びの深化と、国境を越えた温かい交流が共存する、素晴らしい時間となりました。

第1部(4校時)は、3年生による学びの集大成「千歳プロジェクト」。自分たちが暮らす千歳市をより良くするための提案を、すべて英語でプレゼンテーションするものです。「観光」や「空港」など6つのテーマに分かれた各グループは、実際に外部の方へのインタビューを重ねて課題を整理。その上で、高校生ならではの視点で練り上げた解決策を堂々と発表しました。練習ではなかなか顔が上がらなかった生徒たちも、本番では見違えるように前を向き、聴衆に力強く語りかける姿は、まさに3年間の成長の証でした。

第2部(5~6校時)は、JICA研修員の方々との国際交流です。今年はアンゴラとモザンビークから計10名の研修員をお迎えしました。まずはポルトガル語の通訳を介して両国の文化や歴史を学び、その後は1、2年生が主役となって交流を深めました。生徒たちは「剣玉」や「よさこい」「折り紙」など8つのブースを設け、研修員の方々をエスコートしながら日本文化を紹介。折り紙が完成した瞬間に生まれた歓声、共によさこいを踊る楽しそうな姿、そして最後に撮影した集合写真に写る全員の満面の笑顔が、このイベントの大成功を何よりも雄弁に物語っていました。研修員の方々に日本文化を楽しんでもらおうという、生徒たちの「最高のおもてなし」の心が、体育館を満たしていました。

国際教養科は、このように地域社会への探究と、世界との直接的な交流を組み合わせた、唯一無二の教育機会を提供しています。経験を通じて言語能力と人間性を同時に育む。今回のイベントは、その理念を体現する一日となり、生徒たちはまた一つ、大きな成長を遂げることができました。

15期生来校されました。

 10月7日(火)に15期生の同窓会が千歳市内で開催されました。その前に5名の15期生の皆様方が来校されました。様々な思い出話を聞かせていただきましたが、1964年に東京オリンピックが開催された際、北海道でも行われた聖火リレーを務められたお話は大変印象的でした。


 校舎をまわられ後輩たちの様子を見て、「しっかり勉強されていますね。」とお褒めの言葉もいただきました。商業科を卒業された方は昨年の卒業生の検定合格状況をご覧になり、大変喜んでおられました。
空いている教室で、「自分はここに座っていたんです。」と58年の時が流れても鮮明に覚えていらっしゃることに驚きました。
母校千歳高校に関心をお寄せいただき本当にありがとうございます。

 卒業生の皆様へ
 今、皆様の後輩たちが地域から多くの協力をいただいて教育活動が行えるのも、信頼をよせていただき求人をいただけるのも卒業生の皆様方が千歳はもとより北海道内や全国各地で活躍されたことのおかげです。
千歳高校はこれから卒業生の皆様のご来校を心より歓迎いたします。

台湾見学旅行いよいよカウントダウン

台湾見学旅行が近づいてきました。学校間交流や台北市内自主研修の準備も大詰めです。
現地台湾ではどんな出会いが待っているのでしょう。現地校を訪問し、同世代と交流をすることはみなさんにとって大変貴重な経験になることでしょう。
仲間と協力し合いながら台北市内を観光する自主研修、とても楽しみですね。
みなさんが素敵な出会いに恵まれることを期待しています。

 

2学年通信について

2学年通(20251001).pdf

 本日、10月1日(水)で前期が終了となります。

前期終了にあたり、2学年通信を発行しましたのでご覧ください。

 なお、閲覧にはパスワードが必要です。パスワードは安心安全メールにてご連絡しますので、よろしくお願いいたします。

第2回見学旅行保護者説明会を開催しました

6月の第1回に引き続き、9月29日(月)に第2回見学旅行保護者説明会を本校第一体育館で開催しました。250人あまりの保護者が参加し、台湾見学旅行の関心の高さが表れたものとなりました。旅行業者から現地の安全情報、加入保険、両替について、そして本校教員からは旅行中の健康管理や心得などを説明しました。

書道表現

3年選択書道表現の授業でうちわを作成しました。「夏」をテーマに文字や形を工夫し、涼しさを感じさせる作品ができました。

JICA研修員との文化交流に向けて~ポルトガル語講座で学ぶアフリカとの繋がり~

本日9月29日(月)の5校時、来たる10月16日に開催される、アンゴラ、モザンビークからのJICA研修員との文化交流会に向けて、国際教養科の1、2年生約70名を対象とした事前講座「アフリカ文化・ポルトガル語講座」を実施しました。

講師にお招きしたのは、ブラジル出身でポルトガル語を母語とされる川村ジェアネッテ先生です。講演では、なぜ遠いアフリカのアンゴラやモザンビークでポルトガル語が公用語として話されているのか、その歴史的な背景から丁寧に解説していただきました。

また、「カステラ」や「ボタン」「カッパ」といった、普段私たちが何気なく使っている言葉が実はポルトガル語に由来することを知り、生徒たちからは「えっ、それもポルトガル語だったの!?」と驚きの声が上がりました。言葉の繋がりから異文化を身近に感じる、素晴らしい学びの機会となりました。

後半は、文化交流会当日に向けた実践的な会話レッスンです。「書道」「折り紙」「よさこい」など、生徒たちが運営する各ブースで実際に使いたいフレーズを考え、ジェアネッテ先生が一つひとつ丁寧に教えてくださいました。「これを伝えたい!」という明確な目的があるからこそ、生徒たちは興味津々の様子で、熱心にノートをとる姿が非常に印象的でした。

本校の国際教養科は、単なる英語科ではなく、広く世界の多様な文化や教養を学ぶことを目指しています。今回の講座は、生徒たちの知的好奇心を刺激し、「学びは楽しい」と実感させてくれる、まさに本校が目指す教育の実践となりました。

この学びを胸に、交流会当日はきっと生き生きとしたポルトガル語が飛び交うことでしょう。生徒たちが素晴らしいパフォーマンスを発揮し、実り多い国際交流となることを心から願っています。

第2回韓国空港高校とのオンライン交流

 9月18日放課後、今年度2回目となる韓国・ソウル市立空港高校とのオンライン交流が行われました。
 前回同様、生徒たちは自分の興味や関心に合わせて事前にスライドを準備し、交流に臨みました。今回はテーマごとに自国の文化を紹介したり、相手国の文化について質問したりと、より積極的なやり取りが見られました。2回目ということもあり、生徒たちは緊張も和らぎ、リラックスした雰囲気の中で巧みに韓国語を話す姿が印象的でした。

 次回は12月にクリスマスのプレゼント交換を予定しています。

Lab Adventure 公立千歳科学技術大学編

 8月26日(火)の午後、普通科理系の2、3年の生徒18名が本校によるゼミ・研究室を訪問する行事Lab Adventureで公立千歳科学技術大学を訪問させてもらいました。“Lab Adventure”とは校外の体験や進路選択を考えるヒントとなる経験をさせてもらうことを目的に今年度から行っています。

 公立千歳科学技術大学の全体説明や科学、化学等に関わる研究の最近の動向や日本の研究レベルの高さや強さ、そして面白さを高校生にもわかりやすく説明していただきました。

 公立千歳科学技術大学に進学した本校卒業生に案内されながら、3つの研究室を見学させてもらいました。各研究室においては日常の研究室の様子や、体験、そして何より各先生方から熱心に学問、研究のやりがい等を教えていたただきました。そしていかにサイエンスが人間社会に貢献しているか、そして果たすべき役割がまだまだあることを知ることができました。

 進路について、より明確になった生徒、また新たな興味関心が沸いた生徒、いずれにしても自分の視野を広げる一日となりました。

 

ようこそアリエフ・ザキルさん!アゼルバイジャンから届いた新しい風 ~ 北大留学生との交流で深める「生きた国際理解」~

先日、北海道教育委員会が主催する「Hokkaido Study Abroad Program」の一環で、北海道大学に留学中のアリエフ・ザキルさん(アゼルバイジャン出身)が本校を訪れ、生徒たちと三日間を共に過ごしました。

ザキルさんは学年や学科を問わず様々なクラスを訪問し、故郷アゼルバイジャンの美しい歴史や文化、趣味である写真撮影、そして北大での研究生活について、気さくな人柄が伝わるユーモアを交えながら語ってくれました。また、書道の授業には一人の生徒として参加。本校の生徒に筆の使い方を教わりながら、初めての書道に挑戦し、交流を深めている姿が大変印象的でした。

生徒たちは、これまであまり馴染みのなかった国の話やザキルさんの体験談に、終始興味津々の様子。たくさんの質問が飛び交い、教室は知的好奇心と温かい交流の空気に包まれました。

本校では、英語学習だけでなく、このような国際理解を深める機会を大切にしています。教員だけでは伝えきれない「生きた世界」の多様性を、様々な方から直接学ぶことは、生徒にとって非常に有意義な教育であると改めて実感しました。ザキルさんにとっても初めての高校訪問は良い経験になったとのこと。素敵な出会いをありがとうございました。

【フードデザイン】授業の様子

フードデザインの授業において調理実習を行いました。

前年度に引き続き、今年度も「ばん馬キャラ弁コンテスト」に出品するため、キャラ弁を作りました。

慣れないキャラ弁作りに悪戦苦闘しながらも真剣なまなざしで取り組んでいました。

結果発表が待ち遠しいです。

画面の向こうはオーストラリア!ランチタイムで深める異文化理解 ~ 日本とオーストラリアのお弁当文化で盛り上がったオンライン交流 ~

国際教養科3年生が取り組んでいる、オーストラリアのキャロラインチズム高校とのオンライン国際交流が、3回目のセッションを終えました。回を重ねるごとに、生徒たちのコミュニケーションはより活発で、スムーズなものになっています。

今回の交流テーマは「Introducing My Bento or Lunch Box(私の弁当を紹介する)」。生徒たちは、自分のスマートフォンでお弁当の写真を共有しながら「これは卵焼きです!」「オーストラリアのランチはシンプルにサンドイッチが多いよ」など、英語と日本語を交えて紹介し合いました。色とりどりのお弁当に、画面の向こうから何度も感嘆の声が上がり、両国の食文化の違いや共通点に話が弾む、笑顔あふれる時間となりました。

初回、2回目と見られた接続トラブルも今回はほとんどなくなり、教員・生徒双方にスキルと経験が着実に身についていることを実感します。ほぼ中断することなく、異文化交流に集中できたことは大きな成果です。

今後はこの活動を継続し、日常的なトピックから一歩進んで、より社会的なテーマでの意見交換にも挑戦していきたいと考えています。画面越しのリアルなコミュニケーションが、生徒たちの英語学習へのモチベーションをさらに高めてくれることを期待しています。

先輩が語る、世界へのトビラ! ~ 学校説明会で届けた国際教養科のリアルな学びと体験談 ~

9月13日(土)、本校を会場に中学生向けの学校説明会が開催され、たくさんの中学生ならびに保護者の皆様にお越しいただきました。誠にありがとうございました。当日は、本校の特色ある教育活動についてご紹介させていただき、活気あふれる校内の雰囲気を感じていただけたことと思います。

説明会の中では、国際教養科を代表して3年3組の生徒が、約15分間のプレゼンテーションを行いました。

国際教養科での日々の授業の様子にはじまり、異文化理解を深める「国際理解のつどい」、実践的な語学力を養うカナダ語学研修、そしてアラスカ州のダイモンド高校との交換留学など、自身の豊かな経験を織り交ぜながら、国際教養科でしか得られない学びの魅力を具体的に、そして生き生きと語ってくれました。

特に印象的だったのは、その堂々とした発表態度です。ほとんど手元の原稿に目を落とすことなく、参加者一人ひとりの顔を見ながら語りかける姿からは、日頃の英語プレゼンテーションなどを通じて培った高い表現力が感じられました。心のこもった素晴らしいスピーチに、会場からは大きな拍手が送られました。

今回のプレゼンテーションが、「千歳高校で英語を学びたい」「国際交流に挑戦したい」と願う中学生の皆さんの心に響き、進路選択の一助となれば大変嬉しく思います。

見学旅行の自主研修計画の説明会がありました

9月10日(水)7校時に体育館で、旅行会社の担当者による見学旅行の自主研修計画の説明会を実施しました。今年の見学旅行先である台湾の自主研修を計画するにあたり、動画を使いながら、台湾の基本情報、台北周辺の見所、そして安全・安心情報の説明をしていただきました。1週間後に各班の計画書を提出、そして2週間後に旅行会社の担当者から計画書のアドバイスを受けることになっています。

本校ALTのカーリーと留学生のジャズミンさんが千歳を自転車で巡りました!

※本校ALTのカーリーが記事を作成。英語原文を下部に掲載いたします。


アメリカ・アラスカ州・アンカレジ市のダイモンド高校からの留学生であるジャスミンさんは千歳高校に新しく加わった11年生、アメリカでいう「ジュニア」です。千歳に来てまだ2週間ほどなので、学校の4日間の定期試験には参加しませんでした。その代わりに、ずっと自習に励んでいました。そこで試験最終日、少し勉強から離れて「姉妹都市」千歳のことをもっと知ってもらえるように、一緒にサイクリングの冒険に出かけました!

地図と自転車を準備して、まずは彼女がこれからよく訪れそうな場所を巡りました。北ガス文化ホール、グリーンベルト、そして千歳駅です。その後、まちライブラリーに立ち寄り、図書カードを作りました。本好きなジャスミンさんは、早く本棚を見て友達と一緒に勉強するのを楽しみにしています。

次はモリモト本店へ。千歳名物のハスカップスイーツを味わいました(彼女にとって初めての味!)。それから千歳神社や青葉公園へ。祭りの名残のお花を眺めたり、公園のサイクリングロードを楽しんだりしました(安心してください、熊はいませんでした!)。ジャスミンさんは「アラスカ州アンカレッジにあるキンケイド・パークに似てる!」と嬉しそうに話してくれました。

ランチはクレープ屋さんで軽く済ませ、千歳川沿いを通ってサーモンパークへ。そこでインディアン水車を見学し、なんと産卵シーズン前にもかかわらずサケの姿を発見!そして旅のハイライトは、道の駅でのくじ引き。中くらいの大きさのカワウソのぬいぐるみを見事に当てて、自転車の前かごに入れて帰りました! 最後は小川農場でひまわりを眺め、ソフトクリームを食べて締めくくり。

道中では千歳の町の人たちが驚きつつも笑顔で手を振ってくれ、私たちも笑顔で応えながら楽しみました。きっとジャスミンさんもすぐに千歳に馴染むと思います。きっと私と同じように、この街を大好きになってくれるはずです!

 

 

Jasmine is the newest 11th grader, or “Junior” as we describe them in the U.S., at Chitose High School. She arrived in Chitose only two weeks ago, so she didn’t participate in the high school’s four-day exam period. Instead, she was doing an awful lot of self study. So on the final day of exams, we thought she might like to take a break from studying to learn more about her sister city, Chitose.

Equipped with a pair of bikes, a map, and a determination to get to know Chitose, Jasmine set out with me for an adventure. First, we looked around some places we thought she might visit a lot – The Kita Gas Culture Center, the Green Belt, and Chitose Station. Then we stopped by Machi Library to sign her up for a library card. Jasmine loves reading so she is excited to browse the shelves and study there with her friends soon.

We stopped by Morimoto Honten for some haskap treats since Jasmine had never tried the flavor. Then we were on to Chitose Shrine and the Aoba Park area. We enjoyed looking at the flowers leftover from the Shrine Festival, and Jasmine was really excited to bike around the trails of Aoba Park (don’t worry, no bears!). She remarked that it felt a lot like Kincaid Park, a place in Anchorage, Alaska she goes to often for fresh air and nature.

We stopped for a quick lunch at a crepe shop, then made our way along the Chitose River to the Salmon Park. There we saw the Indian Water Wheel in action – there was even a salmon sighting even though the spawning season hasn’t started yet. Then, for the most exciting part of the trip, Jasmine tried her luck with a lottery game at the roadside station and won a medium sized stuffed otter which she promptly placed in her bike’s front basket! Finally, we visited Ogawa Farm to see the last of the sunflowers and enjoyed some soft cream to end a great day!

Along the way we saw many townspeople in Chitose who always seemed surprised but happy to see us. We were waving back and having fun, so I think Jasmine will fit in just fine. If she’s anything like me, she’s going to love it here!

 

 

本校に留学しているジャズミンさんが市長表敬を行いました!

8月28日(木)に第3期長期交換留学事業により、アラスカのダイモンド高校より来日し、本校で学んでいるジャズミンさんが、市長表敬を行いました。横田市長より、「クラスメイトとは友達になれましたか?」「日本語での生活はどうですか?」「日本でしたいことはありますか?」など、様々な質問がありましたが、終始、ジャズミンさんは堂々とにこやかに応対し、今後の活躍を感じさせてくれました。アンカレジ市の日本語イマージョンプログラム(日本語により授業や学校生活を送る)により幼稚園から学んできた日本語のレベルは、すでに日常会話では困らないほどになっており、これまでどれほどの努力をしてきたのかを考えると感心するばかりです。ただ、日本のお祭りなど日本文化をもっと体験して成長したいというジャズミンさん。本校生徒もジャズミンさんのやる気や学習に対する姿勢や、考え方の違いなどから学ぶことは多いはずです。留学生がもたらす相乗効果に期待しつつ、双方に効果的な教育プログラムを提供しながら、1年間最大限サポートしていきたいと思います!

課題研究「子どもせんきょ」を行いました。

国際流通科3年生が取り組んでいる「課題研究」。
グループ単位で社会の課題をどう捉え、解決、克服する手段を追求する授業です。
今回、ちゃんとさんに掲載をいただいたのは、「将来、選挙や政治に関心を寄せる若者を増やすために、今できることは何か。」という問いに対して、
取り組んでいるグループです。
 7月28日ほくよう児童館 のご協力を得て、小学生にドッジボールか鬼ごっこなどの遊びを提案することを選挙の公約に見立て、立候補した児童の話に耳を傾けました。希望する遊びを提案した児童の名前を投票用紙に記入し、選挙を疑似体験をしてもらいました。
国際流通科の生徒達は他の世代にものを伝えることの難しさを経験し、また更に選挙に行く若者を増やすために自分たちができることは何かと

改めて考えるようになったそうです。
この度、大変貴重な機会を与えていただきました「ほくよう児童館」の職員のみなさま、心より感謝いたします。そして児童のみなさん、お兄さんお姉さんのお話を聞いてくれてありがとうございました。

千歳高校国際流通科の「課題研究」は地域の皆様のご協力とご指導を賜りながら、学びを深めることができています。

米国ダイモンド高校から第3期目となる留学生が本校に来ました!

 本校と米国アラスカ州アンカレジ市にあるダイモンド高校との間で 実施されている長期交換留学事業の第3期生、ジャズミン・ ウィースィーさんが来日しました。この事業は、 千歳市が主体となり令和5年度から始まったもので、 ホストファミリーとの連絡やビザ・ パスポート取得などの事務処理を千歳市が担い、 学校での受け入れや授業・ 部活動への参加など教育活動全般を本校が担っています。3年目を迎える今年度は、これまでの経験を踏まえ、より留学生にも本校生徒にも大きなメリットとなる事業へと発展させていきたいと考えています。

 ジャズミンさんは8月20日(水)の夜に新千歳空港へ到着し、 制服の準備を済ませて22日の夏休み明け全校集会から早速学校生活に参加しました。朝の職員打ち合わせでも挨拶を行い、 全校集会では「ファゴットや太鼓をやってきた」「1年間よろしくお願いします」と堂々と自己紹介。 幼い頃から学んできた日本語は堪能で、 多くの生徒が驚いていました。来年7月まで国際教養科2年3組に所属し、10月には台湾での見学旅行にも参加予定です。

 昼休みに教室をのぞくと、 ジャズミンさんを囲んで10人ほどの生徒が机を寄せ合い、まるでパーティーのように盛り上がっている姿が見られました。これから1年間、互いの価値観の違いに気づき、 英語や日本語力を伸ばし、多くの思い出を共有していくことが期待されます。このような異文化交流を日本にいながらにして実現できるのが本校 の大きな強みであり、今後も国際的な学びの空間をつくり出していきたいと考えています 。

「ゼロカーボン」実現へ!本校生徒が市のプロジェクト会議に参加

8月22日の15時30分より、本校国際教養科2年3組の鷲谷さんが、千歳市の「 ちとせゼロカーボンプロジェクトチーム会議」に参加しました。 7月につづき2回目の参加となる今回の会議では、 カーボンニュートラル実現に向けた地域の課題や取り組みについて熱い議論が行われました。

当日は、4人1組のグループに分かれ「 公共交通の利用をどう増やすか」 をテーマに意見を出し合いました。付箋を使って「なぜ使わないのか」「どうしたら使いたくなるか」などを自由に書き出し、 表に貼りながら整理していくワークを実施。本校の鷲谷さんも「 JRとバスの接続を分かりやすく周知する」「 住民のニーズに合わせたバスのルートや便数を考える」など、 実現性のあるアイデアを提案しました。

会議のメンバーには会社員や大学教授、 小学校で出前講義をしている方など、幅広い世代が参加しており、 その中で本校生徒は高校生代表として若い視点を発揮しました。 本校国際教養科のスローガン「Think Globally, Act Locally」にもつながる取り組みであり、 地元の課題に向き合いながら成長していく姿はとても頼もしいもの です。次回以降の活躍も期待しています!

Lab Adventure 北星学園大学編

7月17日晴天、18名の生徒で北星学園大学の西原明希先生のゼミを訪問しました。西原ゼミは異文化コミュニケーションを扱う副専攻ゼミです。今回体験したシドニー大学との連携による学びは、英語副専攻としての実施は今年度で終了し、2026年度からは国際学部グローバル・イノベーション学科(DGi )の科目「Study Abroad」の選択肢の一つとして継承され、「国際共修プロジ ェクトⅠ・Ⅱ」へと発展的に展開されるそうです。

この日のテーマは「海外で学ぶと、どう変わるのか?」。シドニー大学での学びなど、国際経験をしてきた大学生たちの話を聞きながら、高校生たち自身も考え、語り合いました。

お昼休みには、DGiの学科長予定であるロバート・トムソン先生も合流。スケートボードによる世界横断の旅でギネス記録保持者となった自身の体験を語り、高校生の「挑戦すること」への好奇心にさらに火をつけていました。

 

最寄りの大谷地駅の改札まで学生さんたちに送迎していただき、また北星学園大学の日常を体験させていただきました。参加した生徒にとっては大学のことや海外で学ぶ意義などを熱く伝えてもらい、本当に有意義な一日をすごすことができました。

 

 

 

「広報ちとせ」に国際流通科課題研究の取り組みが紹介されました。

国際流通科3年生が取り組んでいる「課題研究」

グループ単位で社会の課題をどう捉え、解決、克服する手段を追求する授業です。

このたび、「広報ちとせ」にこども食堂について研究しているグループを取材をしていただきました。

なお、この記事の転載は千歳市企画部広報広聴課の承諾をいただいております。

大きく見たい方はこちらから.jpg

令和7年度千歳高校学校説明会について

9月13日(土)に令和7年度千歳高校学校説明会が開催されます。8時50分から受付が始まります。

本校ホームページ「お知らせ」から申し込みを受け付けております。
申込受付期間は8/26(火)17:00までです。

みなさんのご来校を心より歓迎いたします。

世界の仲間と語り合い、学び合う ~本校国際教養科生徒が国際セミナーに参加~

 

この夏、本校国際教養科2年生の生徒1名が、株式会社夏休みプロジェクト主催の合宿型国際セミナーに参加しま した。会場は札幌。アメリカからの学生と日本人学生約10数名が参加し、4泊5日の共同生活を通して親睦を深めながら、気候変動などの社会課題について学ぶ内容です。参加者はルームシェアを行い、セミナーの合間には市内へ出かけるなど、日常生活を共にすることで文化や価値観を超えた交流が生まれまし た。

プログラムでは、AI- biosensorなど最先端医療技術に関するレクチャーもあり 、まるで海外大学の授業を受けているような高度で刺激的な内容でした。本校生徒も英語を駆使しながら、他国の学生たちと積極的にディスカッションを重ねました。 内容が難しい場面ではアメリカからの参加者に質問し、理解を深めようと努力。ノートもびっしりと英語で取り、必死に食らいつく姿が印象的でした。

特に印象的だったのは、「アイヌ民族について教育においてどう理解を深めていくか」 というテーマでの活動です。議論の後には札幌のアイヌ文化関連施設へのフィールドワークも行 い、最終日にはグループごとにプレゼンテーションを実施。アイヌ文化の理解を広めるための具体的かつ現実的なアイデアを提案し、本校生徒も全員がネイティブのアメリカの学生という環境で英語を駆使して健闘しました。刺激に満ちた5日間だったことでしょう。

7月30日にはカムチャッカ半島での地震に伴う津波の影響で、 一部プログラムが変更されましたが、スタッフの的確な危機管理により、参加者は安心して活動に集中できました。生徒は「 自分の英語力のなさに驚いた」「頭をフル回転させて過ごした」「 本当に参加してよかった」と振り返り、多くの発見と成長を実感。国際教養科では、今後もこうした実践的な国際理解教育を積極的に提供してまいります。

北海道イングリッシュチャレンジ(HEC)サマーキャンプに本校生徒が参加しました!

 

(以下、運営スタッフとして参加した本校ALTのカーリーが、書いた記事を日本語訳したものです。後半に原文も掲載いたします。)

7月26日から28日まで、千歳高校の生徒5名が、旭川市から約20km離れた東神楽町で開催された「北海道イングリッシュチャレンジ(HEC)」サマーキャンプに参加しました。

このキャンプに先立ち、3月には中学生・高校生を対象とした英語コミュニケーション能力を試す「HECテスト」が行われ、成績優秀者がキャンプに招待されました。今年は、千歳高校から2年生4名が参加し、さらに1年生の生徒が2年連続で「ジュニアリーダー」として選ばれました。

キャンプでは3日間、さまざまなアクティビティが英語のみで行われ、英語漬けの生活を体験しました。北海道各地の学校で勤務する20名近くのALT(外国語指導助手)がキャンプカウンセラーとして生徒たちをサポートしました。

初日は、チームごとに分かれ、バナー(団旗のようなもの)と応援コールを作成。「キャプチャー・ザ・フラッグ」や宝探しゲームにも挑戦しました。2日目は、ブレスレット作りやポエムの創作、プラバン(シュリンキーダンク)などのクラフト活動を行いました。その後は「アメージング・レース」と題し、なぞなぞを解いたり、紙飛行機を飛ばしたり、目隠しでサンドイッチを作るなど、ユニークなチャレンジに取り組みました。夜には、キャンプファイヤーでスモア(焼きマシュマロとチョコをクラッカーで挟んだデザート)を楽しみ、怖い話やキャンプソングで盛り上がりました。また、キャンプ中の食事ではギリシャ、ハンガリー、アメリカなど、様々な国の料理が提供されました。

千歳高校の5名の生徒たちは、どの活動にも笑顔で積極的に取り組み、他校の生徒ともすぐに仲良くなりました。わからないことがあれば自分から質問し、理解しようと努力する姿がとても印象的でした。全体を通して、生徒たちは英語環境の中で生き生きと自分の意見や感情を伝えることができました。ジュニアリーダーも、新しい参加者を優しく励ましながらサポートしていました。

キャンプ中には、以前千歳高校を卒業し、現在は英語と商業を学ぶ大学生と再会する機会もあり、大学生活についての話を聞くことができました。

5名の生徒は、「来年も絶対に参加したい!」と口をそろえて話してくれました。

北海道イングリッシュチャレンジは、1994年より北海道のALTが中心となり、寄付金をもとに運営されている取り組みです。2026年の北海道イングリッシュチャレンジへの参加や支援にご興味のある方は、ぜひウェブサイトやInstagramページで、年間を通じて開催されている様々な募金イベントなどをご覧ください。来年、またお会いしましょう!

<記事原文>

Chitose High School Students Shine at Hokkaido English Challenge 2025

On July 26 – 28, five Chitose High School students attended the Hokkaido English Challenge (HEC) Summer Camp, located in Higashikagura about 20 kilometers outside of Asahikawa.

Before the camp, in March, junior high school and high school students took the HEC test to challenge their communication abilities in English. Top-scoring students from all over Hokkaido were invited to attend the overnight summer camp. This year, 4 second-year students from Chitose High School attended, and another Chitose student in their first-year was also invited for a second time as a “Junior Leader.”

Students enjoyed 3 days of an itinerary packed with traditional summer camp activities with the number one rule being “use only English!” Nearly 20 Assistant Language Teachers (ALTs) who work at schools across Hokkaido took on the role as camp counselors to guide students through the camp.

On the first day, campers were put into teams and created a team banner and cheer. They played “Capture the Flag” and raced through a scavenger hunt. On the second day, campers created their own friendship bracelets, poems, and “shrinkydinks” for their arts and crafts activities. Then they challenged other teams through the “Amazing Race.” In this activity, students tried a series of challenges including solving riddles, making paper airplanes, and blind-folded-sandwich-making. At night, campers enjoyed a bonfire complete with s’mores, a ghost story, and campfire songs. The camp menu introduced students to international cuisine from Greece, Hungary, America, and more.

The 5 students proudly representing Chitose High School left an astounding impression on camp organizers. Each camper completed the challenges with a smile on their face and spread their positive attitude to their new friends from other schools. When they struggled to understand something, they sought understanding and asked great questions. Students thrived in the English environment and could successfully communicate their opinions and feelings throughout the camp. The Junior Leader supported new campers with kindness and reassurance. Students were even able to meet a recent Chitose High School graduate who attended the camp and asked questions about their experience in university studying English and commerce. All 5 students exclaimed, “We want to attend the camp next year!”

Hokkaido English Challenge is organized and executed by Hokkaido ALTs using funds from generous donors since 1994. Are you interested in participating or donating to the Hokkaido English Challenge in 2026? Please learn more about one of the many fundraising events held throughout the year on the website or Instagram page. See you next year!


 

レベッカさん、ありがとう! 1年間の留学を終え帰国

本校とアメリカ・ アラスカ州アンカレジ市のダイモンド高校との長期交換留学事業で 、1年間本校に在籍していたレベッカさんが、7月27日、 本国アメリカへと帰国しました。 新千歳空港にはクラスメートやホストファミリーなど多くの人が見 送りに駆けつけ、涙ながらに別れを惜しむ姿が見られました。

集まった人の多さが、この留学がレベッカさんだけでなく、 ここにいる生徒や家族にとってもかけがえのない思い出になったこ とを物語っていました。「また戻ってきてほしい」 という声が多く聞かれ、 温かなつながりの輪が広がった1年となりました。

この貴重な留学機会を支えてくださっている千歳市の皆さまに、 心より感謝申し上げます。千歳高校は今後もと連携し、 8月には第3期留学生の受け入れを予定しています。 次なる出会いを、心から楽しみにしています。

国際色豊かな「日本の夏祭り」で大活躍! ~教養科生徒4名がボランティアとして参加~

7月27日(日)、恵庭国際交流プラザ主催のイベント「 日本のなつまつりをたのしもう!」が開催されました。 このイベントは、 北海道に住む外国人の方々に日本文化に触れてもらうことを目的と して行われ、中国、台湾、ネパール、アフガニスタン、 ニュージーランド、インドネシアなど、 6か国から30名以上が参加しました。

本校からは、国際教養科の2・ 3年生4名が運営ボランティアとして参加。輪投げ、 ヨーヨー釣り、スーパーボールすくいなどのブースを担当し、「 おめでとう!」「入ったね!すごい!」と声をかけながら、 参加者と笑顔で交流しました。言葉や文化の違いを越えて、 場を盛り上げ、楽しさを共有する姿に、 国際教養科生徒の高いコミュニケーション力が感じられました。

参加した生徒のひとりは、「 参加者が楽しんでくれてとてもうれしかった」と語り、 イベントを通して大きな達成感を得たようです。 主催者の方からも「教養科の生徒は動きがとてもよく、 さすがです。安心して任せられるし、 丁寧な対応がとてもよかった」と高い評価をいただきました。

 

国際教養科では、語学や国際理解に加え、 実社会での経験を通して“ほんものの力” を身につけることを大切にしています。 今回のようなボランティア活動は、 生徒たちが机上の学びを現実の場で活かす絶好の機会です。 今後もこのような体験を通じて、 生徒たちは真の国際人として成長していきます。

【長期交換留学】レベッカさん、ありがとう! みんなの心に残る1年間

本校とアメリカ・アラスカ州アンカレジ市にあるダイモンド高校との間で、令和5年度から始まった長期交換留学プログラム。その第2期生として昨年8月から本校にやってきたレベッカ・ マッカラさんが、今日、最後の登校日を迎えました。

レベッカさんはこの1年間、 3年3組の一員として日本の高校生活を満喫し、なんと台湾への修学旅行にも一緒に参加!さらに、放課後は弓道部にも所属し、 日本の伝統文化にも真剣に向き合ってきました。 最後のホームルーム後には、クラスのみんなと弓道部の仲間たちと涙のお別れ…。 それは、 かけがえのない思い出をここでたくさん作ってくれた証です。

将来の夢は、「お医者さんになってたくさんの人を助けたい」 というレベッカさん。私たち教員にとって、この夢の一歩に関われたことは大きな喜びです。アメリカに帰っても、この経験を力に、日本とアメリカの架け橋になってくれることでしょう。

このプログラムは今年8月から第3期に突入。 また新たな留学生を迎える予定です。レベッカさんのような出会いが、 これからもたくさん生まれていくと思うと、とても楽しみです。

留学生にとっても、本校生にとっても、一生の宝物になるこの交流。これからも大切に続けていきます!

全校集会(暑さにより放送で実施)でのスピーチ後、校長先生より修了証が手渡されました。          

1年間ともに過ごしたクラスメイトとの一枚。最高の思い出ですね!

ダイモンド長期交換留学2期生の川島くん(今年5月にアメリカ・アラスカ州・アンカレジ市より帰国)とレベッカさん!お疲れ様でした!

 

“英語+もう一つの外国語”で世界が広がる 本校ならではの多言語教育

本校では、国際的な視野を持った生徒を育てるために、 英語に加え、中国語・韓国語の第2外国語を週2時間学べるカリキ ュラムを用意しています。これらの授業は、すべてネイティブ講師 による指導のもと、発音や会話、 文化について実践的に学べる内容となっており、 他校にはない本校独自の大きな魅力です。

この第2外国語の授業は、国際教養科の生徒だけでなく、普通科( 文系)や国際流通科の生徒も選択可能。 語学への関心や将来の進路に応じて、自分に合った学びを選ぶことができます。

多くの生徒がK- POPや韓国ドラマ、中国ドラマをきっかけに興味を持ち、 授業外でも自主的に学習を進めています。中には、ネイティブとスムーズに会話ができるほどの実力を持つ生徒もおり、授業以外でもその力を発揮する場面が増えています。

実際に、本校では韓国の姉妹校である韓国空港高校とのオンライン交流も実施しており、学んだ韓国語を使って現地の高校生と交流する貴重な体験も可能です。こうした実践の積み重ねにより、本校には日本語・英語・ 第2外国語の3か国語を話せる生徒も少なくありません。

このように、本校の外国語教育は単なる「教科」ではなく、言葉を通して世界とつながるための力を育てる学びです。 

充実した多言語教育と豊かな国際交流がそろった本校で、 あなたの可能性を広げてみませんか? ご入学を心よりお待ちしています。

なぜ千歳高校の制服には鶴が刺繍されているのですか?

 

千歳高校の制服に鶴が刺繍されています。不思議に思った人も多いと思います。
先日、初代の校舎(現校舎は3代目)を卒業された方から鶴の刺繍に込められた思いを教えていただきました。

Instagramが始まったら多くの人にシェアしたいと思っていました。

昭和26年朝鮮戦争時、増援部隊として小樽に到着した米軍は千歳に駐留しました。駐留は昭和32年まで続きます。駐留は多くの人が千歳の町に集まるきっかけとなりました。人が集まることによって千歳の治安が不安定になっていったそうです。

女子生徒の保護者は子どもたちが無事に帰宅することを心から願い、また心配する日々を過ごしました。

地元の女子生徒であることがわかるように千歳の象徴である鶴の刺繍を上腕に巻き付けたりしたそうです。
「この子達は地元の学生ですよ。守られるべき立場の人間です。」鶴は語らずもそのメッセージを発していたのです。

2年前、「75歳になり最後の同窓会をするので今の千歳高校の校舎を見せてくれないでしょうか。」と問い合わせがありました。本校は同窓生の皆様に学校を見ていただいております。

ある女性が、偶然通りかけた生徒の制服にある鶴の刺繍を見て、「今も鶴が刺繍されているんですね。」と涙を流されていました。その方は刺繍の意味がわかっていたんです。

この鶴は昭和、平成、令和と受け継がれてきました。

当時も今もこれからも変わらないのは、我が子の無事を願う保護者の気持ちです。

その願いの象徴である鶴はこれからも千歳高校の生徒を守るように皆さんと共にいます。

千高公式Instagram TEAM

 

第1回韓国空港高校オンライン交流

 7月17日の放課後、今年度第1回目の韓国ソウル市立空港高校とのオンライン交流が行われました。36名の生徒が自分の興味・関心に合わせ6つのグループに分かれ、各自が作成したスライドを使用し、自己紹介をしたり、それぞれのグループのトピックについてプレゼンを行いました。

 どの生徒も韓国語や英語、日本語で楽しそうにコミュニケーションをとり交流を深めていました。今後は9月と12月にも開催予定です。交流を続けることで両校生徒の親睦を深め、異文化理解力を涵養し生徒たちの成長につなげていきたいと思います。

2学年大学出前講義について

7月16日(木)の6・7校時に「大学研究」「学問研究」の目的で出前講座が行われました。各大学の副学長や教授の方が本校にお見えになり、生徒の興味関心の高い内容を高校生にも分かりやすく講義していただきました。

生徒にとっても大学の講義を身近に受けるよい機会となり、今後の進路選択に役立っていくことと思います。

なお、参加校は下記の北海道・東北の国公立大学13校で、オンラインによる配信もありました。

(参加校)

北見工業大学    室蘭工業大学     公立千歳科学技術大学

旭川市立大学    札幌医科大学     公立はこだて未來大学

青森公立大学    北海道教育大学札幌  名寄市立大学

青森県立保健大学  弘前大学       小樽商科大学

帯広畜産大学

 

表現力で魅せた国際教養科 ~学校祭での活躍~

7月10日から12日にかけて、本校最大の行事である学校祭が開催されました。 連日天候にも恵まれ、暑すぎず心地よい気候の中、生徒たちは日頃の成果を思う存分に発揮しました。

国際教養科の生徒たちもこの3日間で大いに奮闘し、 特にクラスパフォーマンス部門では、 表現力豊かな演技で観客を魅了しました。 国際的な視野や感受性を活かした独自の表現は、「さすが国際教養科」と称賛される仕上がりでした。

中でも3年3組はクラスパフォーマンス部門において学年1位を獲得し、閉会式では代表としてその演技を披露。 会場にいた全校生徒から大きな拍手が送られ、その演技力の高さに多くの人が感銘を受けました。また、 2年3組はクラスアート部門とクラスパフォーマンス部門で、 3年3組はクラスパフォーマンス部門と企画展示部門でそれぞれ入賞し、学年を越えた活躍が光りました。 2年3組と3年3組は総合得点でもベストスリーに入りました。

生徒会や運営スタッフの丁寧な準備と尽力、そしてそれを支え盛り上げた全校生徒の協力により、学校祭は大成功を収めました。この経験は、 生徒たちにとって大きな成長の機会となったに違いありません。先輩たちが築いた伝統が、後輩たちにしっかりと受け継がれていくことを期待しています。

避難訓練

6月23日に避難訓練を実施しました。

避難後はグラウンドで消火訓練を行いました。

「火事だー!」のかけ声を合図に、代表生徒が素早く消火をする姿は非常に頼もしかったです。

 

世界とつながる5カ月──オーストラリアとのオンライン交流、始動!

本校国際教養科3年3組の生徒39名が、オーストラリア・ メルボルンにあるキャロライン・ チズム高校と5カ月にわたるオンライン交流をスタートさせました 。初回の交流は6月20日(金)に実施され、 接続の不具合など課題も見られましたが、 生徒たちは積極的に参加し、まずまずの滑り出しとなりました。

この交流の目的は、異なる国の価値観や文化を理解すること、 そして英語を即興的に使いこなす力を育てることにあります。 キャロライン・チズム高校からは、 日本語を4年間学んでいる高校1年生14名が参加。 彼らにとっても、 日本語を実際に使ってみる貴重な学びの場となっています。

交流は、「English time(英語だけで話す時間)」と「Japanese time(日本語だけで話す時間)」に分かれており、 それぞれの時間では決められた言語だけを使用します。初回では、 「自己紹介」「最近のマイブーム」「学校での一日」など、 生徒たちが自然に話しやすい身近なトピックが用意され、 会話も弾みました。

本校では令和2年度のコロナ禍から、 韓国の姉妹校とのオンライン交流を積み重ねてきており、 その経験が今回の実施にも大いに活かされています。過去の実践の 蓄積こそが、新しい挑戦の土台となっていることを、 改めて実感しています。

今後も交流は定期的に続けられます。生徒たちが世界に視野を広げ 、英語を恐れず使いこなす国際人へと成長していく姿に、 どうぞご期待ください。

“Think Globally, Act Chitose!”──地域とつながる、世界へつながる。千歳プロジェクト始動!

本校国際教養科3年3組の生徒38名が、地域と向き合い、未来を見据えた新たな挑戦「千歳プロジェクト」に取り組んでいます。この活動は、「Think Globally, Act Locally」の理念のもと、とくに“Act Locally”に焦点を当てた実践型プロジェクト。スローガンはずばり “Think Globally, Act Chitose!”。高校生ならではの視点で、千歳のまちに新しい風を吹き込もうという試みです。

生徒たちは6グループに分かれ、「新千歳空港のポテンシャル」「若者の政治参加」「観光の魅力発信」「地域の公共交通」など、千歳に関わる6つの課題に向き合っています。実際に市民へのインタビューや現地調査も行いながら、現場の声を聞き、課題の本質を自らの手で探ります。そして、そこから導き出した解決のアイデアを、すべて 英語で発信します。

地域の課題に英語で取り組むこの経験は、生徒たちにとって「世界を視野に入れながら、地域に根差して行動する」力を育む、かけがえのない学びとなっています。プレゼンに向けた議論は白熱し、笑い声と真剣な眼差しがあふれています。

「千歳の未来は、私たちの手で変えられる。」
そんな思いを胸に、今、生徒たちは動き出しました。国際教養科ならではのこの挑戦に、ぜひご期待ください!

【男子バスケ部 新チーム始動!次なる高みへ向けて!】

高体連が終わり、3年生が引退した今、新体制での活動がスタートしました!新たな仲間とともに、まずは「基本に立ち返る」ことをテーマに、ドリブルやボール操作などの基礎練習にしっかりと取り組んでいます。練習中には、これまで先頭に立ってチームを引っ張ってくれた3年生の姿を思い出しながら、顧問の先生のアドバイスのもと、一人ひとりが集中した表情で汗を流しています。気が緩むことなく、むしろ今まで以上に熱のこもった練習が続いています。目指すは、次の大会で3年生たちの成績を超えること!チーム一丸となって、新しい挑戦に向かって突き進みます!応援よろしくお願いします!

全道大会 壮行会を行いました。

5/30 6時間目に 全道大会の壮行会を行いました。

出場する部活動は

「卓球部」「ワープロ部」「男子硬式テニス部」「陸上部」「野球部」「ソフトボール部」と水泳の選手が参加します。

全国目指してがんばってください!

 

 

ラジオで語る国際交流の思い出!

5月14日、本校に台湾から高校生26名をお迎えし、国際交流イベントを行いました。その感動と楽しさを、本校国際教養科2年の辻川さんと三村さんがラジオで紹介!ファッションショーやダンス、ホームステイでの交流など、笑顔あふれる時間を振り返ります。番組はFMノースウェブ「コットンスカイ」。第1回目は5月28日(水)9:35から放送済み、そして第2回目は6月4日(水)9:35から放送予定!国境を越えた友情の物語、あなたも耳を傾けてみませんか?

【開催報告】「みらいtalk」記念すべき第1回は植松努様!未来を切り拓くヒントが満載

今年度より新たにスタートした「みらいtalk」は、生徒たちが自身の可能性を信じ、失敗を恐れずにチャレンジする姿勢、そして未来を切り拓くために必要な資質を養うことを目的に、日本や世界で活躍する実業家をプレゼンターとしてお招きする新しい取り組みです。

記念すべき1回目のプレゼンターは、株式会社植松電機代表取締役、継続型就労支援A型作業所(株)Unizone 代表取締役の植松努様。
「思うは招く~夢があればなんでもできる~」というテーマのもと、優しく穏やかな語り掛けで、夢を持つことや人との出会い、助け合うことの大切さなど、植松様がずっと大切にしてこられたことをお話しいただき、本校生徒、教職員、そして保護者の皆様に、大きな希望と感動を与えてくださいました。
終了後の生徒たちの目の輝き、希望に満ち溢れた様子から、彼らがこれから前向きに勇気をもって挑戦していくであろうことが強く感じられました。
植松様、この度は千歳高校のために、貴重な、そして心温まるお話をいただき、本当にありがとうございました。生徒たちの心に深く刻まれた今回の講演は、今後の彼らの人生に大きな影響を与えることでしょう。
「みらいtalk」は、これからも生徒たちの可能性を広げる場として、様々な分野で活躍される方々をお招きしていきます。次回の開催もどうぞご期待ください。

<生徒の感想から>
「自分もどうせ無理などと大人に否定された経験がたくさんあって、諦めたこともたくさんあるから、これからやりたいと思ったりしたことにはどんどんチャレンジしていきたいと思いました。」
「夢はあるけど、その夢を実現させることは難しいと決めつけてしまい、人にあまり打ち明けたことがありませんでしたが、今回の話を聞いて、最初から先入観で決めつけるのではなく、なりたい自分になるためにはほかにどんな方法があるのかをしっかり考えていきたいと思いました。」
「私自身、厳しい世界の方向に進もうとしていて、やっぱり、反対もされましたし、すごく不安で、怖かったです。でも植松さんの話を聞き、自分の未来へのワクワクを取り戻すことが出来ました!!「ちがう」は「ステキ!」。すごく胸に刺さりました!多分、今日のことは一生忘れないと思います。私の心を救って下さり、本当にありがとうございました!私も、「夢」を「現実」にするため、無理せず、楽しみながら、出会いを大事に頑張ります!!」


全校生徒へお話しいただく植松様


講話後に全校生徒と一緒に!


終了後、校長室にて本校副校長・生徒会長と記念写真


その後、質問に来た生徒とも個別にお話もしていただきました

 

進路部長講話を実施しました

5月19日(月)7校時に、2学年を対象とした進路部長講話を実施しました。本校進路指導グループ長より、①令和6年度卒業生進路結果、②世の中の動きと君たちの進路、③今年度の進路指導方針、④君たちにもとめること、これら4点についての話がありました。

生徒の振り返りシートからは、「大きくなったら何になりたいのかではなく、考えることが大切だと思いました」「これからの時代、AIが発展していくから、創造的に考えることが重要であると思いました」「将来なりたい職業ではなく、将来どんな人になりたいかを考えるべきという視点が印象に残った」「基礎学力が大事で、○○でいいやではなくて、○○もやっておこうという考え方をしようと思った」などの感想が寄せられ、今後の進路を意識するきっかけとなりました。

心をつなぐ国際交流 ~台湾・鳳新高級中学を本校に迎えて~

5月14日、台湾の国立鳳新高級中学から生徒26名と引率の先生2名を千歳高校にお迎えし、国際交流行事を行いました。ホスト役を務めたのは、国際教養科2年3組の生徒たち。彼らは約1か月前からバディとなる台湾の生徒とメールでやり取りを重ね、すでに親睦を深めてきました。また、本校生徒14名がホストファミリーとして台湾の生徒を家庭に迎え入れ、放課後や週末も家族ぐるみで交流を行いました。

当日は、生徒たちが主役となるセレモニーが開催され、ファッションショーやクイズショーなどの企画、司会進行まで生徒自らが行いました。さらに、3年3組の生徒3名による千歳高校紹介の英語プレゼンテーションも行われ、落ち着いた態度とわかりやすい内容に、台湾の皆さんも熱心に耳を傾けていました。

また、国際流通科の1・2年生も芸術の授業で台湾の生徒と交流する機会を持ちました。スマートフォンの翻訳機能を使ったり、身振り手振りや英語で懸命に伝えようとする姿が印象的で、楽しみながら異文化への理解を深める貴重な時間となりました。

台湾側によるダンスパフォーマンスの際には、千歳高校の生徒たちも一緒に踊り、会場は一体感に包まれました。昼食はバディと共にとり、用意していたプレゼント交換も行われ、笑顔の絶えない温かいひとときとなりました。

見送りの際には、満面の笑みと別れを惜しむ涙があふれ、この交流が生徒たちにとってかけがえのない経験であったことが伝わってきました。台湾の人々とのつながり、そして英語という共通言語がもたらす広がりを、生徒たちは実感したことでしょう。

千歳高校はこれからも、海外に開かれた高校として、国際交流を通じて世界で羽ばたける教養とオープンな心を育む教育を進めていきます。

英語で世界を語る――「国際理解のつどい」を開催!

5月8日(木)、国際教養科では「国際理解のつどい」と題した英語によるプレゼンテーションイベントを実施しました。今回は2年生と3年生がそれぞれの興味・関心に基づいたテーマで発表を行い、2年生は「AI」、3年生は「SDGs」をテーマに、自ら情報を集め、自分の意見を英語でまとめて発表しました。

今回のプレゼンでは、従来の紙のポスターに代わり、プロジェクターを使ったスライド発表に挑戦。クイズやアニメーションを取り入れるなど、どの発表にも工夫が見られ、より見やすく、聞きやすいプレゼンとなりました。準備や片付けなどの運営面でも、生徒たちは機敏に動き、イベント全体の雰囲気を引き締めてくれました。

プレゼンの内容だけでなく、生徒たちの姿勢にも大きな成長が感じられました。練習を始めた頃と比べて、顔を上げ、観客とアイコンタクトをとりながら話す生徒が増え、英語でのやりとりを楽しんでいる様子が印象的でした。3年生は最上級生としての責任感を持ち、プレゼンへの取り組み方や姿勢そのもので後輩たちによい刺激を与えてくれました。感謝の気持ちでいっぱいです。

今回、1年生は発表には加わらず、2・3年生のプレゼンを見学する立場でしたが、真剣なまなざしでプレゼンを見つめ、「英語の発音がとてもかっこよかった」「顔を上げて堂々と話す姿が印象的だった」といった感想が多く聞かれました。上級生の姿から多くの刺激を受け、自分たちの来年への意欲につながったようです。

国際教養科では、今後も英語力と幅広い教養を育む学びを通して、生徒一人ひとりに多様な挑戦と成長の機会を提供していきます。英語で世界とつながる力を育てる、そんな学科であり続けたいと考えています。

 

英語でつながる国際科――1・3年生交流イベントを実施!

4月25日(金)、国際科の1年生34名と3年生39名が参加する英語交流イベントが行われました。このイベントは、企画から進行、司会にいたるまで、すべて3年生が中心となって運営。緊張感の漂う中でも、3年生は堂々とした英語で司会をこなし、参加者全員を温かくリードしました。事後のアンケートでは、「英語がすごく聞き取りやすかった」「先輩がかっこよかった」といった称賛の声が1年生から数多く寄せられました。

グループに分かれて行った交流では、3年生が “2 Truth and One Lie” という英語ゲームを通じて自己紹介。1年生は、自作の自己紹介ポスターを手に、緊張しながらも英語で一生懸命に自分を表現しました。どちらも英語のみのやり取りでしたが、笑顔と驚きが飛び交う、まさに「国際科らしい」空気が広がっていました。

この体験を通じて、1年生にとっては「こんな風に英語を使いたい」と思える、憧れと目標が芽生える時間となりました。一方、3年生にとっても、自分の英語力や伝え方を見つめ直す貴重な機会となり、それぞれにとって学びと成長のひとときとなりました。

世代を越えて英語でつながる――この温かな交流が、国際科の魅力の一つです。今後も、先輩から後輩へと学びの灯をつないでいくこのつながりを、大切に育てていきたいと考えています。

 

 

【1学年】進路探究講座「自己理解」ワークショップ

4月23 日(水)に、株式会社 地球はメリー・ゴーランドの田村睦美様をお招きし、1学年の進路探究講座を実施しました。

自己理解を深めるため、人の特性を示す52枚のコミュニケーションカードを用いて、自分を示す13枚のカードを選ぶ、さらにその中から2枚のコアカードを選び、このカードを使って自己紹介をする。これによってコミュニケーションを図る。

ワークショップの活動を通して、自己理解を深めるのはもちろん、入学して間もない1年生にとって、新たな仲間のことをより深く知る機会にもなりました。

生徒の感想からは
「悪いと思っていたところを、良いところに変えることができたので楽しかった」
「自分のことを表現することが苦手で、今回のセミナーが不安だったけれど、カードがあったおかげでやりやすくて、うまく自分のことを伝えられた」
「話したことのない子と話せて、どういう子なのかを知れて面白かった。自分と似てる点があって盛り上がれました!」
など、充実した様子が伺えました。

同窓会(柏望会)の案内です

6月21日(土)18:00~千歳市のベルクラシックリアンで今年度の定期総会と懇親会を行います。

懇親会では本校44期生吉田淳子さんのミニコンサートを行います。

申し込みは6月12日木曜日までに、QRコード、電話、メール、ファックスで承ります。

みなさんお誘い合わせの上、お越しください。

 

2学年保護者向け進路説明会を実施しました

4月30日(水)17時から保護者向け進路説明会を実施し、70人超の保護者が参加しました。

前半は、ベネッセコーポレーション北海道支社の渡辺健太様より、高校卒業後の進路情報と保護者の心構えについて2部構成で講演がありました。第1部では、(1)大学・短大・専門学校の違い、(2)3つの入試選抜方式、(3)2025年度入試の状況、(4)受験・大学進学に必要な金銭面で考えておきたいこと、(5)最新の大学入学共通テスト分析。第2部では、(1)学校を中心とした進路情報の収集、(2)家庭で一緒に進路先について調べること、(3)今から考えていきたい「条件」についてのお話を頂きました。

後半は、2学年進路指導担当からは、本校卒業生の進学状況、ならびに1年生と2年生のときに実施したスタディサポートの比較と分析の話をしました。

2学年集会を実施しました

4月28日(月)7校時に2学年集会を開き、二人の学年の先生から話がありました。

前半は、学年主任の先生より進路や学習に関して、所々、クイズ形式にした話がありました。「毎日少しの努力(0.01)をするかしないかで大きな差がある。1年間少しずつ頑張ると、1.01の365乗=37.78の約38倍になるが、逆に1年間少しずつ怠けると、0.99の365乗=0.03、つまり約33倍に下がってしまう」。1日で見ると数字的には大きな差はないですが、1年間で考えると大きな差となって返ってきます。

後半は、生徒指導担当の先生より、良好な人間関係を継続するためには、仲が良くても言っていいことと悪いことがあることや、これからの連休の過ごし方などについての話がありました。

R7 2学年集会 HP用.pdf