今日の千歳高校

今日の千歳高校

本校ALTのカーリーと留学生のジャズミンさんが千歳を自転車で巡りました!

※本校ALTのカーリーが記事を作成。英語原文を下部に掲載いたします。


アメリカ・アラスカ州・アンカレジ市のダイモンド高校からの留学生であるジャスミンさんは千歳高校に新しく加わった11年生、アメリカでいう「ジュニア」です。千歳に来てまだ2週間ほどなので、学校の4日間の定期試験には参加しませんでした。その代わりに、ずっと自習に励んでいました。そこで試験最終日、少し勉強から離れて「姉妹都市」千歳のことをもっと知ってもらえるように、一緒にサイクリングの冒険に出かけました!

地図と自転車を準備して、まずは彼女がこれからよく訪れそうな場所を巡りました。北ガス文化ホール、グリーンベルト、そして千歳駅です。その後、まちライブラリーに立ち寄り、図書カードを作りました。本好きなジャスミンさんは、早く本棚を見て友達と一緒に勉強するのを楽しみにしています。

次はモリモト本店へ。千歳名物のハスカップスイーツを味わいました(彼女にとって初めての味!)。それから千歳神社や青葉公園へ。祭りの名残のお花を眺めたり、公園のサイクリングロードを楽しんだりしました(安心してください、熊はいませんでした!)。ジャスミンさんは「アラスカ州アンカレッジにあるキンケイド・パークに似てる!」と嬉しそうに話してくれました。

ランチはクレープ屋さんで軽く済ませ、千歳川沿いを通ってサーモンパークへ。そこでインディアン水車を見学し、なんと産卵シーズン前にもかかわらずサケの姿を発見!そして旅のハイライトは、道の駅でのくじ引き。中くらいの大きさのカワウソのぬいぐるみを見事に当てて、自転車の前かごに入れて帰りました! 最後は小川農場でひまわりを眺め、ソフトクリームを食べて締めくくり。

道中では千歳の町の人たちが驚きつつも笑顔で手を振ってくれ、私たちも笑顔で応えながら楽しみました。きっとジャスミンさんもすぐに千歳に馴染むと思います。きっと私と同じように、この街を大好きになってくれるはずです!

 

 

Jasmine is the newest 11th grader, or “Junior” as we describe them in the U.S., at Chitose High School. She arrived in Chitose only two weeks ago, so she didn’t participate in the high school’s four-day exam period. Instead, she was doing an awful lot of self study. So on the final day of exams, we thought she might like to take a break from studying to learn more about her sister city, Chitose.

Equipped with a pair of bikes, a map, and a determination to get to know Chitose, Jasmine set out with me for an adventure. First, we looked around some places we thought she might visit a lot – The Kita Gas Culture Center, the Green Belt, and Chitose Station. Then we stopped by Machi Library to sign her up for a library card. Jasmine loves reading so she is excited to browse the shelves and study there with her friends soon.

We stopped by Morimoto Honten for some haskap treats since Jasmine had never tried the flavor. Then we were on to Chitose Shrine and the Aoba Park area. We enjoyed looking at the flowers leftover from the Shrine Festival, and Jasmine was really excited to bike around the trails of Aoba Park (don’t worry, no bears!). She remarked that it felt a lot like Kincaid Park, a place in Anchorage, Alaska she goes to often for fresh air and nature.

We stopped for a quick lunch at a crepe shop, then made our way along the Chitose River to the Salmon Park. There we saw the Indian Water Wheel in action – there was even a salmon sighting even though the spawning season hasn’t started yet. Then, for the most exciting part of the trip, Jasmine tried her luck with a lottery game at the roadside station and won a medium sized stuffed otter which she promptly placed in her bike’s front basket! Finally, we visited Ogawa Farm to see the last of the sunflowers and enjoyed some soft cream to end a great day!

Along the way we saw many townspeople in Chitose who always seemed surprised but happy to see us. We were waving back and having fun, so I think Jasmine will fit in just fine. If she’s anything like me, she’s going to love it here!

 

 

本校に留学しているジャズミンさんが市長表敬を行いました!

8月28日(木)に第3期長期交換留学事業により、アラスカのダイモンド高校より来日し、本校で学んでいるジャズミンさんが、市長表敬を行いました。横田市長より、「クラスメイトとは友達になれましたか?」「日本語での生活はどうですか?」「日本でしたいことはありますか?」など、様々な質問がありましたが、終始、ジャズミンさんは堂々とにこやかに応対し、今後の活躍を感じさせてくれました。アンカレジ市の日本語イマージョンプログラム(日本語により授業や学校生活を送る)により幼稚園から学んできた日本語のレベルは、すでに日常会話では困らないほどになっており、これまでどれほどの努力をしてきたのかを考えると感心するばかりです。ただ、日本のお祭りなど日本文化をもっと体験して成長したいというジャズミンさん。本校生徒もジャズミンさんのやる気や学習に対する姿勢や、考え方の違いなどから学ぶことは多いはずです。留学生がもたらす相乗効果に期待しつつ、双方に効果的な教育プログラムを提供しながら、1年間最大限サポートしていきたいと思います!

課題研究「子どもせんきょ」を行いました。

国際流通科3年生が取り組んでいる「課題研究」。
グループ単位で社会の課題をどう捉え、解決、克服する手段を追求する授業です。
今回、ちゃんとさんに掲載をいただいたのは、「将来、選挙や政治に関心を寄せる若者を増やすために、今できることは何か。」という問いに対して、
取り組んでいるグループです。
 7月28日ほくよう児童館 のご協力を得て、小学生にドッジボールか鬼ごっこなどの遊びを提案することを選挙の公約に見立て、立候補した児童の話に耳を傾けました。希望する遊びを提案した児童の名前を投票用紙に記入し、選挙を疑似体験をしてもらいました。
国際流通科の生徒達は他の世代にものを伝えることの難しさを経験し、また更に選挙に行く若者を増やすために自分たちができることは何かと

改めて考えるようになったそうです。
この度、大変貴重な機会を与えていただきました「ほくよう児童館」の職員のみなさま、心より感謝いたします。そして児童のみなさん、お兄さんお姉さんのお話を聞いてくれてありがとうございました。

千歳高校国際流通科の「課題研究」は地域の皆様のご協力とご指導を賜りながら、学びを深めることができています。

米国ダイモンド高校から第3期目となる留学生が本校に来ました!

 本校と米国アラスカ州アンカレジ市にあるダイモンド高校との間で 実施されている長期交換留学事業の第3期生、ジャズミン・ ウィースィーさんが来日しました。この事業は、 千歳市が主体となり令和5年度から始まったもので、 ホストファミリーとの連絡やビザ・ パスポート取得などの事務処理を千歳市が担い、 学校での受け入れや授業・ 部活動への参加など教育活動全般を本校が担っています。3年目を迎える今年度は、これまでの経験を踏まえ、より留学生にも本校生徒にも大きなメリットとなる事業へと発展させていきたいと考えています。

 ジャズミンさんは8月20日(水)の夜に新千歳空港へ到着し、 制服の準備を済ませて22日の夏休み明け全校集会から早速学校生活に参加しました。朝の職員打ち合わせでも挨拶を行い、 全校集会では「ファゴットや太鼓をやってきた」「1年間よろしくお願いします」と堂々と自己紹介。 幼い頃から学んできた日本語は堪能で、 多くの生徒が驚いていました。来年7月まで国際教養科2年3組に所属し、10月には台湾での見学旅行にも参加予定です。

 昼休みに教室をのぞくと、 ジャズミンさんを囲んで10人ほどの生徒が机を寄せ合い、まるでパーティーのように盛り上がっている姿が見られました。これから1年間、互いの価値観の違いに気づき、 英語や日本語力を伸ばし、多くの思い出を共有していくことが期待されます。このような異文化交流を日本にいながらにして実現できるのが本校 の大きな強みであり、今後も国際的な学びの空間をつくり出していきたいと考えています 。

「ゼロカーボン」実現へ!本校生徒が市のプロジェクト会議に参加

8月22日の15時30分より、本校国際教養科2年3組の鷲谷さんが、千歳市の「 ちとせゼロカーボンプロジェクトチーム会議」に参加しました。 7月につづき2回目の参加となる今回の会議では、 カーボンニュートラル実現に向けた地域の課題や取り組みについて熱い議論が行われました。

当日は、4人1組のグループに分かれ「 公共交通の利用をどう増やすか」 をテーマに意見を出し合いました。付箋を使って「なぜ使わないのか」「どうしたら使いたくなるか」などを自由に書き出し、 表に貼りながら整理していくワークを実施。本校の鷲谷さんも「 JRとバスの接続を分かりやすく周知する」「 住民のニーズに合わせたバスのルートや便数を考える」など、 実現性のあるアイデアを提案しました。

会議のメンバーには会社員や大学教授、 小学校で出前講義をしている方など、幅広い世代が参加しており、 その中で本校生徒は高校生代表として若い視点を発揮しました。 本校国際教養科のスローガン「Think Globally, Act Locally」にもつながる取り組みであり、 地元の課題に向き合いながら成長していく姿はとても頼もしいもの です。次回以降の活躍も期待しています!