今日の千歳高校

今日の千歳高校

広報ちとせに掲載!国際教養科「国際理解の集い」

本校国際教養科の行事「国際理解の集い」が、千歳市の広報誌『 広報ちとせ』10月号に掲載されました!

この行事は、世界と地域をつなぐ本校ならではの取組です。 3年生は「千歳プロジェクト」として、 千歳をもっと良くするためのアイデアを英語でプレゼンテーション 。地域の方にインタビューを行い、調査・課題整理・ 提案までをすべて生徒たちがグループで行いました。 英語力だけでなく、探究する力やチームワークも磨かれました。

 午後は1・2年生が、JICA(国際協力機構) のアフリカからの研修員の方々を迎え、 けん玉や習字など日本文化を体験してもらうブースを運営。 笑顔あふれる交流の時間となりました。

 ぜひ『広報ちとせ』10月号をご覧いただき、 千歳高校の国際的な学びの取組を感じてください!

台湾の先生たちが千歳高校へ!

――探究と交流がつなぐ、新しい学びの形――

11月7日、台湾から高校の先生お二人と旅行会社の方、 さらに日本の観光関係者の方々が、 千歳高校を訪問してくださいました。目的は、「 探究学習をテーマにした修学旅行」を企画するための視察です。

まず、 これまで本校と台湾の学校が交流した際に作ったタペストリーをご覧いただき、皆さんとても嬉しそうな表情を浮かべていました。その後、授業や体育館の様子をご案内し、マット運動や柔道の授業も見学していただきました。生徒の礼儀正しさや、タブレットを使った体育の授業には特に感心されたようです。

さらに、本校の国際理解教育についてプレゼンを行い、 意見を交わしました。図書館をご案内した際、台湾の学校では電子書籍が自由に利用できる、ということを聞き、「 日本でも見習いたい」との声もありました。 本校との今後の交流にも強い関心を持たれ、 共同研究や生徒同士の交流の話も広がりました。

今回の視察を通して、 教育を通じた国際的なつながりの大切さを改めて実感しました。 本校では、今後もこうした交流を大切にし、 生徒たちが世界と共に学び合える環境づくりを進めてまいります。

 

市長を英語でおもてなし! 国際教養科、アンカレジ市代表団と活発交流

 

10月28日(火)、本校国際教養科は、アメリカ・アンカレジ市の市長団10名と千歳市長団10名の訪問を受け入れ、生徒主体の国際交流プログラムを実施しました。

千歳市とアンカレジ市は姉妹都市として、長年にわたり小中高での相互訪問交流を続けています。特に高校では令和5年度から交換留学プログラムがスタートし、毎年、本校から1名がアンカレジ市内のダイモンド高校へ10ヶ月間留学し、交換でダイモンド高校から1名が本校で約1年間学んでいます。

今回の訪問は、この都市交流の一環として、アンカレジ市長から「ぜひ千歳高校の生徒と直接交流したい」との強い希望があり、本校教員と生徒が夏頃から計画を進めて実現したものです。

当日は、国際教養科2年3組がホストを務めました。まず、生徒2名がすべて英語で司会進行を務め、続く4名の生徒が「千歳市の魅力」について英語でプレゼンテーションを行いました。生徒たちは緊張しながらも、授業で学んできた英語を駆使し、自分たちの視点で考えた言葉で千歳を表現。ゲストからは、そのユニークな発表内容に「おー」という感嘆の声が上がる場面もありました。

プレゼンの後は、市長をはじめとするゲストを交えて5つのグループを結成。"What are some important school events in your city's schools?"(あなたの街の学校ではどんな行事が重要ですか?)など、4つのトピックについて英語で活発に意見を分かち合いました。

最初は緊張で硬い表情だった生徒たちも、ゲストの温かい雰囲気に助けられ、次第にリラックス。知っている単語を必死につなぎ、身振り手振りも交えて「伝えたい」という意志を前面に出す姿が印象的でした。話が大いに盛り上がってきたところで、司会から「Time is up!(時間切れです!)」のかけ声がかかると、あちこちから「Oh, no...」と、終わりを惜しむ声が聞こえたほどです。

生徒たちは、先日の台湾見学旅行に続く大きな国際交流イベントで、疲れやプレッシャーもあったはずですが、最後に行った記念撮影では、全員が達成感に満ちた晴れやかな顔をしていました。

国際教養科の主任として、また英語教員として、私は「経験がすべて」だと考えています。日常とは違う環境に身を置き、様々なことに挑戦する。そこで自分の実力を試し、今まで知らなかったことを知り、感じなかったことを感じる。多感な若い時期に、いかに多くの本物の経験を積み、刺激を受けるかが、彼らという人間を形作っていくと信じています。

イベントがその場で大成功でも、たとえ失敗があっても、長い目で見ればすべてが成功です。達成感を得ることも、自分の実力のなさに気づくことも、どちらも成長に不可欠な財産です。教員一同、生徒たちが安心して挑戦し、成長できる「経験の場」をこれからも力強くサポートしていきます。

千高の秋を知らせるもみじ

千歳高校の校門を挟むように2本のもみじの木があります。今年も見事な紅葉を見せてくれています。
生徒達はこの紅葉を見ながら登校しています。
時には市民の方が撮影していることもありますよ。
木の葉が落ちるといよいよ千歳にも冬がやってきます。