９月１８日（日）、ＰＴＡ教養委員会企画でＰＴＡ研修旅行を実施しました。テーマは「千歳を再認識する」でした。千歳市防災センター・キウス周堤墓群・ＡＮＡクラウンプラザ・サケのふるさと千歳水族館の４か所をめぐりました。

＜千歳市防災センター＞
　最初の訪問地の千歳市防災センターでは、地震を体験する装置があり、震度１から震度７（子供は震度５まで）を体験することができました。実際の地震を再現した揺れを体験できました。胆振東部地震の揺れ（本震）自体は、東日本大震災よりも大きかったのが印象的です。ブラックアウトしたあの日の北海道を思い出すような体験をすることができました。
　また、コンセントからの火災のメカニズムなども説明していただき、実際に発火する様子を見せてもらうことができました。

＜キウス周堤墓群＞
　千歳市にある縄文後期の周堤墓で、一般的には１０ｍ～３０ｍほどの大きさのものですが、キウス周堤墓群は５０ｍを超える大規模なものが群集しています。

　１９７９年に国の史跡として指定され、２０２１年には「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界文化遺産に登録されました。ボランティアガイドさんの説明を基に、縄文の雰囲気を感じることができました。（季節によってはやぶ蚊が多いので、長袖や虫よけスプレーなどの利用をお勧めします）ちなみに、ボランティアガイドさんは、千歳高校で社会の教鞭をとっていたことがあり、教え子にあたる参加者の方もいました。

＜ＡＮＡクラウンプラザ＞
　昼食は地元のホテルであるＡＮＡクラウンプラザにてビュッフェ形式でいただきました。集合写真は、ホテルの階段を使って撮りました。地元のホテルで素敵なランチが食べることができました。


＜サケのふるさと千歳水族館＞
　当日、イベントをしていたこともあり、たくさんのサケが遡上する時期と重なりました。サケは見事にインディアン水車で捕獲されていました。たくさんの魚を見ることもできましたが、水の中に手を入れたりする水槽や、ドクターフィッシュなどもあり、体験型の水族館になっていました。また、千歳川の川底も見ることができるなど、さまざまな工夫で来場者を楽しませてくれました。
　新型コロナウイルスの影響で、しばらく実施していなかったＰＴＡ研修旅行でしたが、今回久々に実施することができました。また、近場ではありましたが、テーマに沿った「千歳の再認識」を行うことができました。今回は残念ながら参加できなかった方々も、次の機会にはぜひともご参加いただければ幸いです。
　ＰＴＡの関係者各位におかれましては、引き続き本校の教育活動へのご理解とご協力をお願いいたします。