今日の千歳高校

今日の千歳高校

【フードデザイン】授業の様子

フードデザインの授業において調理実習を行いました。

前年度に引き続き、今年度も「ばん馬キャラ弁コンテスト」に出品するため、キャラ弁を作りました。

慣れないキャラ弁作りに悪戦苦闘しながらも真剣なまなざしで取り組んでいました。

結果発表が待ち遠しいです。

画面の向こうはオーストラリア!ランチタイムで深める異文化理解 ~ 日本とオーストラリアのお弁当文化で盛り上がったオンライン交流 ~

国際教養科3年生が取り組んでいる、オーストラリアのキャロラインチズム高校とのオンライン国際交流が、3回目のセッションを終えました。回を重ねるごとに、生徒たちのコミュニケーションはより活発で、スムーズなものになっています。

今回の交流テーマは「Introducing My Bento or Lunch Box(私の弁当を紹介する)」。生徒たちは、自分のスマートフォンでお弁当の写真を共有しながら「これは卵焼きです!」「オーストラリアのランチはシンプルにサンドイッチが多いよ」など、英語と日本語を交えて紹介し合いました。色とりどりのお弁当に、画面の向こうから何度も感嘆の声が上がり、両国の食文化の違いや共通点に話が弾む、笑顔あふれる時間となりました。

初回、2回目と見られた接続トラブルも今回はほとんどなくなり、教員・生徒双方にスキルと経験が着実に身についていることを実感します。ほぼ中断することなく、異文化交流に集中できたことは大きな成果です。

今後はこの活動を継続し、日常的なトピックから一歩進んで、より社会的なテーマでの意見交換にも挑戦していきたいと考えています。画面越しのリアルなコミュニケーションが、生徒たちの英語学習へのモチベーションをさらに高めてくれることを期待しています。

先輩が語る、世界へのトビラ! ~ 学校説明会で届けた国際教養科のリアルな学びと体験談 ~

9月13日(土)、本校を会場に中学生向けの学校説明会が開催され、たくさんの中学生ならびに保護者の皆様にお越しいただきました。誠にありがとうございました。当日は、本校の特色ある教育活動についてご紹介させていただき、活気あふれる校内の雰囲気を感じていただけたことと思います。

説明会の中では、国際教養科を代表して3年3組の生徒が、約15分間のプレゼンテーションを行いました。

国際教養科での日々の授業の様子にはじまり、異文化理解を深める「国際理解のつどい」、実践的な語学力を養うカナダ語学研修、そしてアラスカ州のダイモンド高校との交換留学など、自身の豊かな経験を織り交ぜながら、国際教養科でしか得られない学びの魅力を具体的に、そして生き生きと語ってくれました。

特に印象的だったのは、その堂々とした発表態度です。ほとんど手元の原稿に目を落とすことなく、参加者一人ひとりの顔を見ながら語りかける姿からは、日頃の英語プレゼンテーションなどを通じて培った高い表現力が感じられました。心のこもった素晴らしいスピーチに、会場からは大きな拍手が送られました。

今回のプレゼンテーションが、「千歳高校で英語を学びたい」「国際交流に挑戦したい」と願う中学生の皆さんの心に響き、進路選択の一助となれば大変嬉しく思います。

見学旅行の自主研修計画の説明会がありました

9月10日(水)7校時に体育館で、旅行会社の担当者による見学旅行の自主研修計画の説明会を実施しました。今年の見学旅行先である台湾の自主研修を計画するにあたり、動画を使いながら、台湾の基本情報、台北周辺の見所、そして安全・安心情報の説明をしていただきました。1週間後に各班の計画書を提出、そして2週間後に旅行会社の担当者から計画書のアドバイスを受けることになっています。

本校ALTのカーリーと留学生のジャズミンさんが千歳を自転車で巡りました!

※本校ALTのカーリーが記事を作成。英語原文を下部に掲載いたします。


アメリカ・アラスカ州・アンカレジ市のダイモンド高校からの留学生であるジャスミンさんは千歳高校に新しく加わった11年生、アメリカでいう「ジュニア」です。千歳に来てまだ2週間ほどなので、学校の4日間の定期試験には参加しませんでした。その代わりに、ずっと自習に励んでいました。そこで試験最終日、少し勉強から離れて「姉妹都市」千歳のことをもっと知ってもらえるように、一緒にサイクリングの冒険に出かけました!

地図と自転車を準備して、まずは彼女がこれからよく訪れそうな場所を巡りました。北ガス文化ホール、グリーンベルト、そして千歳駅です。その後、まちライブラリーに立ち寄り、図書カードを作りました。本好きなジャスミンさんは、早く本棚を見て友達と一緒に勉強するのを楽しみにしています。

次はモリモト本店へ。千歳名物のハスカップスイーツを味わいました(彼女にとって初めての味!)。それから千歳神社や青葉公園へ。祭りの名残のお花を眺めたり、公園のサイクリングロードを楽しんだりしました(安心してください、熊はいませんでした!)。ジャスミンさんは「アラスカ州アンカレッジにあるキンケイド・パークに似てる!」と嬉しそうに話してくれました。

ランチはクレープ屋さんで軽く済ませ、千歳川沿いを通ってサーモンパークへ。そこでインディアン水車を見学し、なんと産卵シーズン前にもかかわらずサケの姿を発見!そして旅のハイライトは、道の駅でのくじ引き。中くらいの大きさのカワウソのぬいぐるみを見事に当てて、自転車の前かごに入れて帰りました! 最後は小川農場でひまわりを眺め、ソフトクリームを食べて締めくくり。

道中では千歳の町の人たちが驚きつつも笑顔で手を振ってくれ、私たちも笑顔で応えながら楽しみました。きっとジャスミンさんもすぐに千歳に馴染むと思います。きっと私と同じように、この街を大好きになってくれるはずです!

 

 

Jasmine is the newest 11th grader, or “Junior” as we describe them in the U.S., at Chitose High School. She arrived in Chitose only two weeks ago, so she didn’t participate in the high school’s four-day exam period. Instead, she was doing an awful lot of self study. So on the final day of exams, we thought she might like to take a break from studying to learn more about her sister city, Chitose.

Equipped with a pair of bikes, a map, and a determination to get to know Chitose, Jasmine set out with me for an adventure. First, we looked around some places we thought she might visit a lot – The Kita Gas Culture Center, the Green Belt, and Chitose Station. Then we stopped by Machi Library to sign her up for a library card. Jasmine loves reading so she is excited to browse the shelves and study there with her friends soon.

We stopped by Morimoto Honten for some haskap treats since Jasmine had never tried the flavor. Then we were on to Chitose Shrine and the Aoba Park area. We enjoyed looking at the flowers leftover from the Shrine Festival, and Jasmine was really excited to bike around the trails of Aoba Park (don’t worry, no bears!). She remarked that it felt a lot like Kincaid Park, a place in Anchorage, Alaska she goes to often for fresh air and nature.

We stopped for a quick lunch at a crepe shop, then made our way along the Chitose River to the Salmon Park. There we saw the Indian Water Wheel in action – there was even a salmon sighting even though the spawning season hasn’t started yet. Then, for the most exciting part of the trip, Jasmine tried her luck with a lottery game at the roadside station and won a medium sized stuffed otter which she promptly placed in her bike’s front basket! Finally, we visited Ogawa Farm to see the last of the sunflowers and enjoyed some soft cream to end a great day!

Along the way we saw many townspeople in Chitose who always seemed surprised but happy to see us. We were waving back and having fun, so I think Jasmine will fit in just fine. If she’s anything like me, she’s going to love it here!

 

 

本校に留学しているジャズミンさんが市長表敬を行いました!

8月28日(木)に第3期長期交換留学事業により、アラスカのダイモンド高校より来日し、本校で学んでいるジャズミンさんが、市長表敬を行いました。横田市長より、「クラスメイトとは友達になれましたか?」「日本語での生活はどうですか?」「日本でしたいことはありますか?」など、様々な質問がありましたが、終始、ジャズミンさんは堂々とにこやかに応対し、今後の活躍を感じさせてくれました。アンカレジ市の日本語イマージョンプログラム(日本語により授業や学校生活を送る)により幼稚園から学んできた日本語のレベルは、すでに日常会話では困らないほどになっており、これまでどれほどの努力をしてきたのかを考えると感心するばかりです。ただ、日本のお祭りなど日本文化をもっと体験して成長したいというジャズミンさん。本校生徒もジャズミンさんのやる気や学習に対する姿勢や、考え方の違いなどから学ぶことは多いはずです。留学生がもたらす相乗効果に期待しつつ、双方に効果的な教育プログラムを提供しながら、1年間最大限サポートしていきたいと思います!

課題研究「子どもせんきょ」を行いました。

国際流通科3年生が取り組んでいる「課題研究」。
グループ単位で社会の課題をどう捉え、解決、克服する手段を追求する授業です。
今回、ちゃんとさんに掲載をいただいたのは、「将来、選挙や政治に関心を寄せる若者を増やすために、今できることは何か。」という問いに対して、
取り組んでいるグループです。
 7月28日ほくよう児童館 のご協力を得て、小学生にドッジボールか鬼ごっこなどの遊びを提案することを選挙の公約に見立て、立候補した児童の話に耳を傾けました。希望する遊びを提案した児童の名前を投票用紙に記入し、選挙を疑似体験をしてもらいました。
国際流通科の生徒達は他の世代にものを伝えることの難しさを経験し、また更に選挙に行く若者を増やすために自分たちができることは何かと

改めて考えるようになったそうです。
この度、大変貴重な機会を与えていただきました「ほくよう児童館」の職員のみなさま、心より感謝いたします。そして児童のみなさん、お兄さんお姉さんのお話を聞いてくれてありがとうございました。

千歳高校国際流通科の「課題研究」は地域の皆様のご協力とご指導を賜りながら、学びを深めることができています。

米国ダイモンド高校から第3期目となる留学生が本校に来ました!

 本校と米国アラスカ州アンカレジ市にあるダイモンド高校との間で 実施されている長期交換留学事業の第3期生、ジャズミン・ ウィースィーさんが来日しました。この事業は、 千歳市が主体となり令和5年度から始まったもので、 ホストファミリーとの連絡やビザ・ パスポート取得などの事務処理を千歳市が担い、 学校での受け入れや授業・ 部活動への参加など教育活動全般を本校が担っています。3年目を迎える今年度は、これまでの経験を踏まえ、より留学生にも本校生徒にも大きなメリットとなる事業へと発展させていきたいと考えています。

 ジャズミンさんは8月20日(水)の夜に新千歳空港へ到着し、 制服の準備を済ませて22日の夏休み明け全校集会から早速学校生活に参加しました。朝の職員打ち合わせでも挨拶を行い、 全校集会では「ファゴットや太鼓をやってきた」「1年間よろしくお願いします」と堂々と自己紹介。 幼い頃から学んできた日本語は堪能で、 多くの生徒が驚いていました。来年7月まで国際教養科2年3組に所属し、10月には台湾での見学旅行にも参加予定です。

 昼休みに教室をのぞくと、 ジャズミンさんを囲んで10人ほどの生徒が机を寄せ合い、まるでパーティーのように盛り上がっている姿が見られました。これから1年間、互いの価値観の違いに気づき、 英語や日本語力を伸ばし、多くの思い出を共有していくことが期待されます。このような異文化交流を日本にいながらにして実現できるのが本校 の大きな強みであり、今後も国際的な学びの空間をつくり出していきたいと考えています 。

「ゼロカーボン」実現へ!本校生徒が市のプロジェクト会議に参加

8月22日の15時30分より、本校国際教養科2年3組の鷲谷さんが、千歳市の「 ちとせゼロカーボンプロジェクトチーム会議」に参加しました。 7月につづき2回目の参加となる今回の会議では、 カーボンニュートラル実現に向けた地域の課題や取り組みについて熱い議論が行われました。

当日は、4人1組のグループに分かれ「 公共交通の利用をどう増やすか」 をテーマに意見を出し合いました。付箋を使って「なぜ使わないのか」「どうしたら使いたくなるか」などを自由に書き出し、 表に貼りながら整理していくワークを実施。本校の鷲谷さんも「 JRとバスの接続を分かりやすく周知する」「 住民のニーズに合わせたバスのルートや便数を考える」など、 実現性のあるアイデアを提案しました。

会議のメンバーには会社員や大学教授、 小学校で出前講義をしている方など、幅広い世代が参加しており、 その中で本校生徒は高校生代表として若い視点を発揮しました。 本校国際教養科のスローガン「Think Globally, Act Locally」にもつながる取り組みであり、 地元の課題に向き合いながら成長していく姿はとても頼もしいもの です。次回以降の活躍も期待しています!

Lab Adventure 北星学園大学編

7月17日晴天、18名の生徒で北星学園大学の西原明希先生のゼミを訪問しました。西原ゼミは異文化コミュニケーションを扱う副専攻ゼミです。今回体験したシドニー大学との連携による学びは、英語副専攻としての実施は今年度で終了し、2026年度からは国際学部グローバル・イノベーション学科(DGi )の科目「Study Abroad」の選択肢の一つとして継承され、「国際共修プロジ ェクトⅠ・Ⅱ」へと発展的に展開されるそうです。

この日のテーマは「海外で学ぶと、どう変わるのか?」。シドニー大学での学びなど、国際経験をしてきた大学生たちの話を聞きながら、高校生たち自身も考え、語り合いました。

お昼休みには、DGiの学科長予定であるロバート・トムソン先生も合流。スケートボードによる世界横断の旅でギネス記録保持者となった自身の体験を語り、高校生の「挑戦すること」への好奇心にさらに火をつけていました。

 

最寄りの大谷地駅の改札まで学生さんたちに送迎していただき、また北星学園大学の日常を体験させていただきました。参加した生徒にとっては大学のことや海外で学ぶ意義などを熱く伝えてもらい、本当に有意義な一日をすごすことができました。

 

 

 

「広報ちとせ」に国際流通科課題研究の取り組みが紹介されました。

国際流通科3年生が取り組んでいる「課題研究」

グループ単位で社会の課題をどう捉え、解決、克服する手段を追求する授業です。

このたび、「広報ちとせ」にこども食堂について研究しているグループを取材をしていただきました。

なお、この記事の転載は千歳市企画部広報広聴課の承諾をいただいております。

大きく見たい方はこちらから.jpg

令和7年度千歳高校学校説明会について

9月13日(土)に令和7年度千歳高校学校説明会が開催されます。8時50分から受付が始まります。

本校ホームページ「お知らせ」から申し込みを受け付けております。
申込受付期間は8/26(火)17:00までです。

みなさんのご来校を心より歓迎いたします。

世界の仲間と語り合い、学び合う ~本校国際教養科生徒が国際セミナーに参加~

 

この夏、本校国際教養科2年生の生徒1名が、株式会社夏休みプロジェクト主催の合宿型国際セミナーに参加しま した。会場は札幌。アメリカからの学生と日本人学生約10数名が参加し、4泊5日の共同生活を通して親睦を深めながら、気候変動などの社会課題について学ぶ内容です。参加者はルームシェアを行い、セミナーの合間には市内へ出かけるなど、日常生活を共にすることで文化や価値観を超えた交流が生まれまし た。

プログラムでは、AI- biosensorなど最先端医療技術に関するレクチャーもあり 、まるで海外大学の授業を受けているような高度で刺激的な内容でした。本校生徒も英語を駆使しながら、他国の学生たちと積極的にディスカッションを重ねました。 内容が難しい場面ではアメリカからの参加者に質問し、理解を深めようと努力。ノートもびっしりと英語で取り、必死に食らいつく姿が印象的でした。

特に印象的だったのは、「アイヌ民族について教育においてどう理解を深めていくか」 というテーマでの活動です。議論の後には札幌のアイヌ文化関連施設へのフィールドワークも行 い、最終日にはグループごとにプレゼンテーションを実施。アイヌ文化の理解を広めるための具体的かつ現実的なアイデアを提案し、本校生徒も全員がネイティブのアメリカの学生という環境で英語を駆使して健闘しました。刺激に満ちた5日間だったことでしょう。

7月30日にはカムチャッカ半島での地震に伴う津波の影響で、 一部プログラムが変更されましたが、スタッフの的確な危機管理により、参加者は安心して活動に集中できました。生徒は「 自分の英語力のなさに驚いた」「頭をフル回転させて過ごした」「 本当に参加してよかった」と振り返り、多くの発見と成長を実感。国際教養科では、今後もこうした実践的な国際理解教育を積極的に提供してまいります。

北海道イングリッシュチャレンジ(HEC)サマーキャンプに本校生徒が参加しました!

 

(以下、運営スタッフとして参加した本校ALTのカーリーが、書いた記事を日本語訳したものです。後半に原文も掲載いたします。)

7月26日から28日まで、千歳高校の生徒5名が、旭川市から約20km離れた東神楽町で開催された「北海道イングリッシュチャレンジ(HEC)」サマーキャンプに参加しました。

このキャンプに先立ち、3月には中学生・高校生を対象とした英語コミュニケーション能力を試す「HECテスト」が行われ、成績優秀者がキャンプに招待されました。今年は、千歳高校から2年生4名が参加し、さらに1年生の生徒が2年連続で「ジュニアリーダー」として選ばれました。

キャンプでは3日間、さまざまなアクティビティが英語のみで行われ、英語漬けの生活を体験しました。北海道各地の学校で勤務する20名近くのALT(外国語指導助手)がキャンプカウンセラーとして生徒たちをサポートしました。

初日は、チームごとに分かれ、バナー(団旗のようなもの)と応援コールを作成。「キャプチャー・ザ・フラッグ」や宝探しゲームにも挑戦しました。2日目は、ブレスレット作りやポエムの創作、プラバン(シュリンキーダンク)などのクラフト活動を行いました。その後は「アメージング・レース」と題し、なぞなぞを解いたり、紙飛行機を飛ばしたり、目隠しでサンドイッチを作るなど、ユニークなチャレンジに取り組みました。夜には、キャンプファイヤーでスモア(焼きマシュマロとチョコをクラッカーで挟んだデザート)を楽しみ、怖い話やキャンプソングで盛り上がりました。また、キャンプ中の食事ではギリシャ、ハンガリー、アメリカなど、様々な国の料理が提供されました。

千歳高校の5名の生徒たちは、どの活動にも笑顔で積極的に取り組み、他校の生徒ともすぐに仲良くなりました。わからないことがあれば自分から質問し、理解しようと努力する姿がとても印象的でした。全体を通して、生徒たちは英語環境の中で生き生きと自分の意見や感情を伝えることができました。ジュニアリーダーも、新しい参加者を優しく励ましながらサポートしていました。

キャンプ中には、以前千歳高校を卒業し、現在は英語と商業を学ぶ大学生と再会する機会もあり、大学生活についての話を聞くことができました。

5名の生徒は、「来年も絶対に参加したい!」と口をそろえて話してくれました。

北海道イングリッシュチャレンジは、1994年より北海道のALTが中心となり、寄付金をもとに運営されている取り組みです。2026年の北海道イングリッシュチャレンジへの参加や支援にご興味のある方は、ぜひウェブサイトやInstagramページで、年間を通じて開催されている様々な募金イベントなどをご覧ください。来年、またお会いしましょう!

<記事原文>

Chitose High School Students Shine at Hokkaido English Challenge 2025

On July 26 – 28, five Chitose High School students attended the Hokkaido English Challenge (HEC) Summer Camp, located in Higashikagura about 20 kilometers outside of Asahikawa.

Before the camp, in March, junior high school and high school students took the HEC test to challenge their communication abilities in English. Top-scoring students from all over Hokkaido were invited to attend the overnight summer camp. This year, 4 second-year students from Chitose High School attended, and another Chitose student in their first-year was also invited for a second time as a “Junior Leader.”

Students enjoyed 3 days of an itinerary packed with traditional summer camp activities with the number one rule being “use only English!” Nearly 20 Assistant Language Teachers (ALTs) who work at schools across Hokkaido took on the role as camp counselors to guide students through the camp.

On the first day, campers were put into teams and created a team banner and cheer. They played “Capture the Flag” and raced through a scavenger hunt. On the second day, campers created their own friendship bracelets, poems, and “shrinkydinks” for their arts and crafts activities. Then they challenged other teams through the “Amazing Race.” In this activity, students tried a series of challenges including solving riddles, making paper airplanes, and blind-folded-sandwich-making. At night, campers enjoyed a bonfire complete with s’mores, a ghost story, and campfire songs. The camp menu introduced students to international cuisine from Greece, Hungary, America, and more.

The 5 students proudly representing Chitose High School left an astounding impression on camp organizers. Each camper completed the challenges with a smile on their face and spread their positive attitude to their new friends from other schools. When they struggled to understand something, they sought understanding and asked great questions. Students thrived in the English environment and could successfully communicate their opinions and feelings throughout the camp. The Junior Leader supported new campers with kindness and reassurance. Students were even able to meet a recent Chitose High School graduate who attended the camp and asked questions about their experience in university studying English and commerce. All 5 students exclaimed, “We want to attend the camp next year!”

Hokkaido English Challenge is organized and executed by Hokkaido ALTs using funds from generous donors since 1994. Are you interested in participating or donating to the Hokkaido English Challenge in 2026? Please learn more about one of the many fundraising events held throughout the year on the website or Instagram page. See you next year!


 

レベッカさん、ありがとう! 1年間の留学を終え帰国

本校とアメリカ・ アラスカ州アンカレジ市のダイモンド高校との長期交換留学事業で 、1年間本校に在籍していたレベッカさんが、7月27日、 本国アメリカへと帰国しました。 新千歳空港にはクラスメートやホストファミリーなど多くの人が見 送りに駆けつけ、涙ながらに別れを惜しむ姿が見られました。

集まった人の多さが、この留学がレベッカさんだけでなく、 ここにいる生徒や家族にとってもかけがえのない思い出になったこ とを物語っていました。「また戻ってきてほしい」 という声が多く聞かれ、 温かなつながりの輪が広がった1年となりました。

この貴重な留学機会を支えてくださっている千歳市の皆さまに、 心より感謝申し上げます。千歳高校は今後もと連携し、 8月には第3期留学生の受け入れを予定しています。 次なる出会いを、心から楽しみにしています。

国際色豊かな「日本の夏祭り」で大活躍! ~教養科生徒4名がボランティアとして参加~

7月27日(日)、恵庭国際交流プラザ主催のイベント「 日本のなつまつりをたのしもう!」が開催されました。 このイベントは、 北海道に住む外国人の方々に日本文化に触れてもらうことを目的と して行われ、中国、台湾、ネパール、アフガニスタン、 ニュージーランド、インドネシアなど、 6か国から30名以上が参加しました。

本校からは、国際教養科の2・ 3年生4名が運営ボランティアとして参加。輪投げ、 ヨーヨー釣り、スーパーボールすくいなどのブースを担当し、「 おめでとう!」「入ったね!すごい!」と声をかけながら、 参加者と笑顔で交流しました。言葉や文化の違いを越えて、 場を盛り上げ、楽しさを共有する姿に、 国際教養科生徒の高いコミュニケーション力が感じられました。

参加した生徒のひとりは、「 参加者が楽しんでくれてとてもうれしかった」と語り、 イベントを通して大きな達成感を得たようです。 主催者の方からも「教養科の生徒は動きがとてもよく、 さすがです。安心して任せられるし、 丁寧な対応がとてもよかった」と高い評価をいただきました。

 

国際教養科では、語学や国際理解に加え、 実社会での経験を通して“ほんものの力” を身につけることを大切にしています。 今回のようなボランティア活動は、 生徒たちが机上の学びを現実の場で活かす絶好の機会です。 今後もこのような体験を通じて、 生徒たちは真の国際人として成長していきます。

【長期交換留学】レベッカさん、ありがとう! みんなの心に残る1年間

本校とアメリカ・アラスカ州アンカレジ市にあるダイモンド高校との間で、令和5年度から始まった長期交換留学プログラム。その第2期生として昨年8月から本校にやってきたレベッカ・ マッカラさんが、今日、最後の登校日を迎えました。

レベッカさんはこの1年間、 3年3組の一員として日本の高校生活を満喫し、なんと台湾への修学旅行にも一緒に参加!さらに、放課後は弓道部にも所属し、 日本の伝統文化にも真剣に向き合ってきました。 最後のホームルーム後には、クラスのみんなと弓道部の仲間たちと涙のお別れ…。 それは、 かけがえのない思い出をここでたくさん作ってくれた証です。

将来の夢は、「お医者さんになってたくさんの人を助けたい」 というレベッカさん。私たち教員にとって、この夢の一歩に関われたことは大きな喜びです。アメリカに帰っても、この経験を力に、日本とアメリカの架け橋になってくれることでしょう。

このプログラムは今年8月から第3期に突入。 また新たな留学生を迎える予定です。レベッカさんのような出会いが、 これからもたくさん生まれていくと思うと、とても楽しみです。

留学生にとっても、本校生にとっても、一生の宝物になるこの交流。これからも大切に続けていきます!

全校集会(暑さにより放送で実施)でのスピーチ後、校長先生より修了証が手渡されました。          

1年間ともに過ごしたクラスメイトとの一枚。最高の思い出ですね!

ダイモンド長期交換留学2期生の川島くん(今年5月にアメリカ・アラスカ州・アンカレジ市より帰国)とレベッカさん!お疲れ様でした!

 

“英語+もう一つの外国語”で世界が広がる 本校ならではの多言語教育

本校では、国際的な視野を持った生徒を育てるために、 英語に加え、中国語・韓国語の第2外国語を週2時間学べるカリキ ュラムを用意しています。これらの授業は、すべてネイティブ講師 による指導のもと、発音や会話、 文化について実践的に学べる内容となっており、 他校にはない本校独自の大きな魅力です。

この第2外国語の授業は、国際教養科の生徒だけでなく、普通科( 文系)や国際流通科の生徒も選択可能。 語学への関心や将来の進路に応じて、自分に合った学びを選ぶことができます。

多くの生徒がK- POPや韓国ドラマ、中国ドラマをきっかけに興味を持ち、 授業外でも自主的に学習を進めています。中には、ネイティブとスムーズに会話ができるほどの実力を持つ生徒もおり、授業以外でもその力を発揮する場面が増えています。

実際に、本校では韓国の姉妹校である韓国空港高校とのオンライン交流も実施しており、学んだ韓国語を使って現地の高校生と交流する貴重な体験も可能です。こうした実践の積み重ねにより、本校には日本語・英語・ 第2外国語の3か国語を話せる生徒も少なくありません。

このように、本校の外国語教育は単なる「教科」ではなく、言葉を通して世界とつながるための力を育てる学びです。 

充実した多言語教育と豊かな国際交流がそろった本校で、 あなたの可能性を広げてみませんか? ご入学を心よりお待ちしています。

なぜ千歳高校の制服には鶴が刺繍されているのですか?

 

千歳高校の制服に鶴が刺繍されています。不思議に思った人も多いと思います。
先日、初代の校舎(現校舎は3代目)を卒業された方から鶴の刺繍に込められた思いを教えていただきました。

Instagramが始まったら多くの人にシェアしたいと思っていました。

昭和26年朝鮮戦争時、増援部隊として小樽に到着した米軍は千歳に駐留しました。駐留は昭和32年まで続きます。駐留は多くの人が千歳の町に集まるきっかけとなりました。人が集まることによって千歳の治安が不安定になっていったそうです。

女子生徒の保護者は子どもたちが無事に帰宅することを心から願い、また心配する日々を過ごしました。

地元の女子生徒であることがわかるように千歳の象徴である鶴の刺繍を上腕に巻き付けたりしたそうです。
「この子達は地元の学生ですよ。守られるべき立場の人間です。」鶴は語らずもそのメッセージを発していたのです。

2年前、「75歳になり最後の同窓会をするので今の千歳高校の校舎を見せてくれないでしょうか。」と問い合わせがありました。本校は同窓生の皆様に学校を見ていただいております。

ある女性が、偶然通りかけた生徒の制服にある鶴の刺繍を見て、「今も鶴が刺繍されているんですね。」と涙を流されていました。その方は刺繍の意味がわかっていたんです。

この鶴は昭和、平成、令和と受け継がれてきました。

当時も今もこれからも変わらないのは、我が子の無事を願う保護者の気持ちです。

その願いの象徴である鶴はこれからも千歳高校の生徒を守るように皆さんと共にいます。

千高公式Instagram TEAM