2025年9月の記事一覧
第2回見学旅行保護者説明会を開催しました
6月の第1回に引き続き、9月29日(月)に第2回見学旅行保護者説明会を本校第一体育館で開催しました。250人あまりの保護者が参加し、台湾見学旅行の関心の高さが表れたものとなりました。旅行業者から現地の安全情報、加入保険、両替について、そして本校教員からは旅行中の健康管理や心得などを説明しました。
書道表現
3年選択書道表現の授業でうちわを作成しました。「夏」をテーマに文字や形を工夫し、涼しさを感じさせる作品ができました。
JICA研修員との文化交流に向けて~ポルトガル語講座で学ぶアフリカとの繋がり~
本日9月29日(月)の5校時、来たる10月16日に開催される、アンゴラ、モザンビークからのJICA研修員との文化交流会に向けて、国際教養科の1、2年生約70名を対象とした事前講座「アフリカ文化・ポルトガル語講座」を実施しました。
講師にお招きしたのは、ブラジル出身でポルトガル語を母語とされる川村ジェアネッテ先生です。講演では、なぜ遠いアフリカのアンゴラやモザンビークでポルトガル語が公用語として話されているのか、その歴史的な背景から丁寧に解説していただきました。
また、「カステラ」や「ボタン」「カッパ」といった、普段私たちが何気なく使っている言葉が実はポルトガル語に由来することを知り、生徒たちからは「えっ、それもポルトガル語だったの!?」と驚きの声が上がりました。言葉の繋がりから異文化を身近に感じる、素晴らしい学びの機会となりました。
後半は、文化交流会当日に向けた実践的な会話レッスンです。「書道」「折り紙」「よさこい」など、生徒たちが運営する各ブースで実際に使いたいフレーズを考え、ジェアネッテ先生が一つひとつ丁寧に教えてくださいました。「これを伝えたい!」という明確な目的があるからこそ、生徒たちは興味津々の様子で、熱心にノートをとる姿が非常に印象的でした。
本校の国際教養科は、単なる英語科ではなく、広く世界の多様な文化や教養を学ぶことを目指しています。今回の講座は、生徒たちの知的好奇心を刺激し、「学びは楽しい」と実感させてくれる、まさに本校が目指す教育の実践となりました。
この学びを胸に、交流会当日はきっと生き生きとしたポルトガル語が飛び交うことでしょう。生徒たちが素晴らしいパフォーマンスを発揮し、実り多い国際交流となることを心から願っています。
第2回韓国空港高校とのオンライン交流
9月18日放課後、今年度2回目となる韓国・ソウル市立空港高校とのオンライン交流が行われました。
前回同様、生徒たちは自分の興味や関心に合わせて事前にスライドを準備し、交流に臨みました。今回はテーマごとに自国の文化を紹介したり、相手国の文化について質問したりと、より積極的なやり取りが見られました。2回目ということもあり、生徒たちは緊張も和らぎ、リラックスした雰囲気の中で巧みに韓国語を話す姿が印象的でした。
次回は12月にクリスマスのプレゼント交換を予定しています。
Lab Adventure 公立千歳科学技術大学編
8月26日(火)の午後、普通科理系の2、3年の生徒18名が本校によるゼミ・研究室を訪問する行事Lab Adventureで公立千歳科学技術大学を訪問させてもらいました。“Lab Adventure”とは校外の体験や進路選択を考えるヒントとなる経験をさせてもらうことを目的に今年度から行っています。
公立千歳科学技術大学の全体説明や科学、化学等に関わる研究の最近の動向や日本の研究レベルの高さや強さ、そして面白さを高校生にもわかりやすく説明していただきました。
公立千歳科学技術大学に進学した本校卒業生に案内されながら、3つの研究室を見学させてもらいました。各研究室においては日常の研究室の様子や、体験、そして何より各先生方から熱心に学問、研究のやりがい等を教えていたただきました。そしていかにサイエンスが人間社会に貢献しているか、そして果たすべき役割がまだまだあることを知ることができました。
進路について、より明確になった生徒、また新たな興味関心が沸いた生徒、いずれにしても自分の視野を広げる一日となりました。