今日の千歳高校
【フードデザイン】授業の様子
フードデザインの授業において調理実習を行いました。
前年度に引き続き、今年度も「ばん馬キャラ弁コンテスト」に出品するため、キャラ弁を作りました。
慣れないキャラ弁作りに悪戦苦闘しながらも真剣なまなざしで取り組んでいました。
結果発表が待ち遠しいです。
画面の向こうはオーストラリア!ランチタイムで深める異文化理解 ~ 日本とオーストラリアのお弁当文化で盛り上がったオンライン交流 ~
国際教養科3年生が取り組んでいる、オーストラリアのキャロラインチズム高校とのオンライン国際交流が、3回目のセッションを終えました。回を重ねるごとに、生徒たちのコミュニケーションはより活発で、スムーズなものになっています。
今回の交流テーマは「Introducing My Bento or Lunch Box(私の弁当を紹介する)」。生徒たちは、自分のスマートフォンでお弁当の写真を共有しながら「これは卵焼きです!」「オーストラリアのランチはシンプルにサンドイッチが多いよ」など、英語と日本語を交えて紹介し合いました。色とりどりのお弁当に、画面の向こうから何度も感嘆の声が上がり、両国の食文化の違いや共通点に話が弾む、笑顔あふれる時間となりました。
初回、2回目と見られた接続トラブルも今回はほとんどなくなり、教員・生徒双方にスキルと経験が着実に身についていることを実感します。ほぼ中断することなく、異文化交流に集中できたことは大きな成果です。
今後はこの活動を継続し、日常的なトピックから一歩進んで、より社会的なテーマでの意見交換にも挑戦していきたいと考えています。画面越しのリアルなコミュニケーションが、生徒たちの英語学習へのモチベーションをさらに高めてくれることを期待しています。
先輩が語る、世界へのトビラ! ~ 学校説明会で届けた国際教養科のリアルな学びと体験談 ~
9月13日(土)、本校を会場に中学生向けの学校説明会が開催され、たくさんの中学生ならびに保護者の皆様にお越しいただきました。誠にありがとうございました。当日は、本校の特色ある教育活動についてご紹介させていただき、活気あふれる校内の雰囲気を感じていただけたことと思います。
説明会の中では、国際教養科を代表して3年3組の生徒が、約15分間のプレゼンテーションを行いました。
国際教養科での日々の授業の様子にはじまり、異文化理解を深める「国際理解のつどい」、実践的な語学力を養うカナダ語学研修、そしてアラスカ州のダイモンド高校との交換留学など、自身の豊かな経験を織り交ぜながら、国際教養科でしか得られない学びの魅力を具体的に、そして生き生きと語ってくれました。
特に印象的だったのは、その堂々とした発表態度です。ほとんど手元の原稿に目を落とすことなく、参加者一人ひとりの顔を見ながら語りかける姿からは、日頃の英語プレゼンテーションなどを通じて培った高い表現力が感じられました。心のこもった素晴らしいスピーチに、会場からは大きな拍手が送られました。
今回のプレゼンテーションが、「千歳高校で英語を学びたい」「国際交流に挑戦したい」と願う中学生の皆さんの心に響き、進路選択の一助となれば大変嬉しく思います。
見学旅行の自主研修計画の説明会がありました
9月10日(水)7校時に体育館で、旅行会社の担当者による見学旅行の自主研修計画の説明会を実施しました。今年の見学旅行先である台湾の自主研修を計画するにあたり、動画を使いながら、台湾の基本情報、台北周辺の見所、そして安全・安心情報の説明をしていただきました。1週間後に各班の計画書を提出、そして2週間後に旅行会社の担当者から計画書のアドバイスを受けることになっています。
本校ALTのカーリーと留学生のジャズミンさんが千歳を自転車で巡りました!
※本校ALTのカーリーが記事を作成。英語原文を下部に掲載いたします。
アメリカ・アラスカ州・アンカレジ市のダイモンド高校からの留学生であるジャスミンさんは千歳高校に新しく加わった11年生、アメリカでいう「ジュニア」です。千歳に来てまだ2週間ほどなので、学校の4日間の定期試験には参加しませんでした。その代わりに、ずっと自習に励んでいました。そこで試験最終日、少し勉強から離れて「姉妹都市」千歳のことをもっと知ってもらえるように、一緒にサイクリングの冒険に出かけました!
地図と自転車を準備して、まずは彼女がこれからよく訪れそうな場所を巡りました。北ガス文化ホール、グリーンベルト、そして千歳駅です。その後、まちライブラリーに立ち寄り、図書カードを作りました。本好きなジャスミンさんは、早く本棚を見て友達と一緒に勉強するのを楽しみにしています。
次はモリモト本店へ。千歳名物のハスカップスイーツを味わいました(彼女にとって初めての味!)。それから千歳神社や青葉公園へ。祭りの名残のお花を眺めたり、公園のサイクリングロードを楽しんだりしました(安心してください、熊はいませんでした!)。ジャスミンさんは「アラスカ州アンカレッジにあるキンケイド・パークに似てる!」と嬉しそうに話してくれました。
ランチはクレープ屋さんで軽く済ませ、千歳川沿いを通ってサーモンパークへ。そこでインディアン水車を見学し、なんと産卵シーズン前にもかかわらずサケの姿を発見!そして旅のハイライトは、道の駅でのくじ引き。中くらいの大きさのカワウソのぬいぐるみを見事に当てて、自転車の前かごに入れて帰りました! 最後は小川農場でひまわりを眺め、ソフトクリームを食べて締めくくり。
道中では千歳の町の人たちが驚きつつも笑顔で手を振ってくれ、私たちも笑顔で応えながら楽しみました。きっとジャスミンさんもすぐに千歳に馴染むと思います。きっと私と同じように、この街を大好きになってくれるはずです!
Jasmine is the newest 11th grader, or “Junior” as we describe them in the U.S., at Chitose High School. She arrived in Chitose only two weeks ago, so she didn’t participate in the high school’s four-day exam period. Instead, she was doing an awful lot of self study. So on the final day of exams, we thought she might like to take a break from studying to learn more about her sister city, Chitose.
Equipped with a pair of bikes, a map, and a determination to get to know Chitose, Jasmine set out with me for an adventure. First, we looked around some places we thought she might visit a lot – The Kita Gas Culture Center, the Green Belt, and Chitose Station. Then we stopped by Machi Library to sign her up for a library card. Jasmine loves reading so she is excited to browse the shelves and study there with her friends soon.
We stopped by Morimoto Honten for some haskap treats since Jasmine had never tried the flavor. Then we were on to Chitose Shrine and the Aoba Park area. We enjoyed looking at the flowers leftover from the Shrine Festival, and Jasmine was really excited to bike around the trails of Aoba Park (don’t worry, no bears!). She remarked that it felt a lot like Kincaid Park, a place in Anchorage, Alaska she goes to often for fresh air and nature.
We stopped for a quick lunch at a crepe shop, then made our way along the Chitose River to the Salmon Park. There we saw the Indian Water Wheel in action – there was even a salmon sighting even though the spawning season hasn’t started yet. Then, for the most exciting part of the trip, Jasmine tried her luck with a lottery game at the roadside station and won a medium sized stuffed otter which she promptly placed in her bike’s front basket! Finally, we visited Ogawa Farm to see the last of the sunflowers and enjoyed some soft cream to end a great day!
Along the way we saw many townspeople in Chitose who always seemed surprised but happy to see us. We were waving back and having fun, so I think Jasmine will fit in just fine. If she’s anything like me, she’s going to love it here!
本校に留学しているジャズミンさんが市長表敬を行いました!
8月28日(木)に第3期長期交換留学事業により、アラスカのダイモンド高校より来日し、本校で学んでいるジャズミンさんが、市長表敬を行いました。横田市長より、「クラスメイトとは友達になれましたか?」「日本語での生活はどうですか?」「日本でしたいことはありますか?」など、様々な質問がありましたが、終始、ジャズミンさんは堂々とにこやかに応対し、今後の活躍を感じさせてくれました。アンカレジ市の日本語イマージョンプログラム(日本語により授業や学校生活を送る)により幼稚園から学んできた日本語のレベルは、すでに日常会話では困らないほどになっており、これまでどれほどの努力をしてきたのかを考えると感心するばかりです。ただ、日本のお祭りなど日本文化をもっと体験して成長したいというジャズミンさん。本校生徒もジャズミンさんのやる気や学習に対する姿勢や、考え方の違いなどから学ぶことは多いはずです。留学生がもたらす相乗効果に期待しつつ、双方に効果的な教育プログラムを提供しながら、1年間最大限サポートしていきたいと思います!
課題研究「子どもせんきょ」を行いました。
国際流通科3年生が取り組んでいる「課題研究」。
グループ単位で社会の課題をどう捉え、解決、克服する手段を追求する授業です。
今回、ちゃんとさんに掲載をいただいたのは、「将来、選挙や政治に関心を寄せる若者を増やすために、今できることは何か。」という問いに対して、
取り組んでいるグループです。
7月28日ほくよう児童館 のご協力を得て、小学生にドッジボールか鬼ごっこなどの遊びを提案することを選挙の公約に見立て、立候補した児童の話に耳を傾けました。希望する遊びを提案した児童の名前を投票用紙に記入し、選挙を疑似体験をしてもらいました。
国際流通科の生徒達は他の世代にものを伝えることの難しさを経験し、また更に選挙に行く若者を増やすために自分たちができることは何かと
改めて考えるようになったそうです。
この度、大変貴重な機会を与えていただきました「ほくよう児童館」の職員のみなさま、心より感謝いたします。そして児童のみなさん、お兄さんお姉さんのお話を聞いてくれてありがとうございました。
千歳高校国際流通科の「課題研究」は地域の皆様のご協力とご指導を賜りながら、学びを深めることができています。
米国ダイモンド高校から第3期目となる留学生が本校に来ました!
本校と米国アラスカ州アンカレジ市にあるダイモンド高校との間で 実施されている長期交換留学事業の第3期生、ジャズミン・ ウィースィーさんが来日しました。この事業は、 千歳市が主体となり令和5年度から始まったもので、 ホストファミリーとの連絡やビザ・ パスポート取得などの事務処理を千歳市が担い、 学校での受け入れや授業・ 部活動への参加など教育活動全般を本校が担っています。3年目を迎える今年度は、これまでの経験を踏まえ、より留学生にも本校生徒にも大きなメリットとなる事業へと発展させていきたいと考えています。
ジャズミンさんは8月20日(水)の夜に新千歳空港へ到着し、 制服の準備を済ませて22日の夏休み明け全校集会から早速学校生活に参加しました。朝の職員打ち合わせでも挨拶を行い、 全校集会では「ファゴットや太鼓をやってきた」「1年間よろしくお願いします」と堂々と自己紹介。 幼い頃から学んできた日本語は堪能で、 多くの生徒が驚いていました。来年7月まで国際教養科2年3組に所属し、10月には台湾での見学旅行にも参加予定です。
昼休みに教室をのぞくと、 ジャズミンさんを囲んで10人ほどの生徒が机を寄せ合い、まるでパーティーのように盛り上がっている姿が見られました。これから1年間、互いの価値観の違いに気づき、 英語や日本語力を伸ばし、多くの思い出を共有していくことが期待されます。このような異文化交流を日本にいながらにして実現できるのが本校 の大きな強みであり、今後も国際的な学びの空間をつくり出していきたいと考えています 。
「ゼロカーボン」実現へ!本校生徒が市のプロジェクト会議に参加
8月22日の15時30分より、本校国際教養科2年3組の鷲谷さんが、千歳市の「 ちとせゼロカーボンプロジェクトチーム会議」に参加しました。 7月につづき2回目の参加となる今回の会議では、 カーボンニュートラル実現に向けた地域の課題や取り組みについて熱い議論が行われました。
当日は、4人1組のグループに分かれ「 公共交通の利用をどう増やすか」 をテーマに意見を出し合いました。付箋を使って「なぜ使わないのか」「どうしたら使いたくなるか」などを自由に書き出し、 表に貼りながら整理していくワークを実施。本校の鷲谷さんも「 JRとバスの接続を分かりやすく周知する」「 住民のニーズに合わせたバスのルートや便数を考える」など、 実現性のあるアイデアを提案しました。
会議のメンバーには会社員や大学教授、 小学校で出前講義をしている方など、幅広い世代が参加しており、 その中で本校生徒は高校生代表として若い視点を発揮しました。 本校国際教養科のスローガン「Think Globally, Act Locally」にもつながる取り組みであり、 地元の課題に向き合いながら成長していく姿はとても頼もしいもの です。次回以降の活躍も期待しています!
Lab Adventure 北星学園大学編
7月17日晴天、18名の生徒で北星学園大学の西原明希先生のゼミを訪問しました。西原ゼミは異文化コミュニケーションを扱う副専攻ゼミです。今回体験したシドニー大学との連携による学びは、英語副専攻としての実施は今年度で終了し、2026年度からは国際学部グローバル・イノベーション学科(DGi )の科目「Study Abroad」の選択肢の一つとして継承され、「国際共修プロジ ェクトⅠ・Ⅱ」へと発展的に展開されるそうです。
この日のテーマは「海外で学ぶと、どう変わるのか?」。シドニー大学での学びなど、国際経験をしてきた大学生たちの話を聞きながら、高校生たち自身も考え、語り合いました。
お昼休みには、DGiの学科長予定であるロバート・トムソン先生も合流。スケートボードによる世界横断の旅でギネス記録保持者となった自身の体験を語り、高校生の「挑戦すること」への好奇心にさらに火をつけていました。
最寄りの大谷地駅の改札まで学生さんたちに送迎していただき、また北星学園大学の日常を体験させていただきました。参加した生徒にとっては大学のことや海外で学ぶ意義などを熱く伝えてもらい、本当に有意義な一日をすごすことができました。