今日の千歳高校

世界と地域をつなぐ笑顔! はやきた子ども園「インターナショナルデイ」でボランティア活躍

11月15日(土)、安平町のはやきた子ども園で開かれた「 インターナショナルデイ」に、本校1・2年生の生徒7名( 国際教養科4名、普通科3名) がボランティアとして参加しました。

このイベントは、地域の子どもたちや保護者の方々が、 園にいながらにして世界各国の文化に触れられる素晴らしい催しで す。生徒たちは、アメリカ、ニュージーランド、パキスタン、 ルーマニア、カナダなど、10カ国弱のブース運営を担当。 各国出身の方々と協力しながら、ブースの設営や、 その国の伝統的な遊び、デザイン、手芸、 踊りなどを来場した子どもたちや大人たちに紹介しました。

最初は緊張気味だった生徒たちですが、 元気いっぱいの子どもたちに囲まれるうちに、すぐに笑顔に。「 小さな子どもたちがいっぺんに集まってきて相手をするのは大変だ ったけど、とてもかわいくて楽しかった!」と、 高校生らしい頼もしさを見せてくれました。

ルーマニアのブースを担当した生徒は、「ブースの準備を通して、 装飾の模様一つひとつに意味があることが分かり、 とても勉強になりました」と、 異文化理解の深まりを実感した様子。また、「 小さい子と接するのは不安でしたが、 思ったよりもうまくコミュニケーションが取れました」 という声もあり、大きな自信につながったようです。 参加生徒の中には将来、 保育方面の仕事を目指している生徒もおり、 貴重な実地体験となりました。

今回お世話になった、はやきた子ども園は、 園で馬を2頭飼育していたり、 所有する林から木を伐りだして園児の教育に役立てたりと、 子どもたちがのびのびと遊べる広い空間の中で、 非常に先進的な幼児教育を実践されています。 保育に関心のある生徒にとっては、国際交流だけでなく、 最先端の教育現場を肌で感じられたことも大きな学びになったので はないでしょうか。

このような素敵なイベントで、 生徒たちに貴重な経験の場を提供してくださった園長先生をはじめ 、子ども園のスタッフの皆様に心から感謝申し上げます。 本当にありがとうございました。

最後の方には、みんなでカナダの料理「プーティン」をいただきました。みなさんお疲れ様でした!