カテゴリ:女子バドミントン部
【女子バドミントン部】最後の高体連
千歳高校女子バドミントン部は、3年生6名、2年生3名に加え、新たに1年生9名で活動してきました。新体制結成から掲げてきた全道出場という目標に向かって「報恩謝徳」をモットーに日々練習してきました。全てを懸けて臨んだ高体連では全道出場が決まる9位決定戦で3−2で敗れ全道出場を逃してしまいました。しかし、これまでのトーナメントで勝ち上がれたのは全員がチームのために全力を尽くしたからだと思っています。試合を振り返り思うことは、チーム力が強かったという点です。どんな苦しい局面でも、羽が落ちるまで諦めずに粘って取った試合がいくつもありました。それは、チームメイトが声を枯らすまで大きな声で応援し、チームで一つになって試合に臨んだからだと思います。選手は、苦しいときや長いラリーを制したときに仲間を見て力をもらっていたからこそ最大限のプレーができました。団体戦では1試合目が負けても次の試合で取り返す試合が多くあり、一人の調子が悪くてももう一人がカバーするというようなチーム力の強さで戦い抜きました。全道出場がかかった最後の試合があと2️点がとどかず、4年連続の全道出場が叶わず悔しい思いをしましたが、全てを出し切った最高の高体連になりました。新チームの1,2年生にはチャンスが来たときにそれをつかめる勝負強さとチーム力をつけて来年は全道出場をまた叶えてほしいと願っています。
「3年間を振り返って」
この3年間でバドミントンを通じて、同じ目標を持った仲間と共に努力してきたからこそ勝ったときの喜びも負けたときの悔しさも分かち合うことができました。一つのことに懸け強くなるために練習できた日々の時間は本当に貴重だったと今深く感じています。チーム方針である報恩謝徳には、恩に感謝し、それを報いるという意味があります。中学生にも指導する機会があり、伝えることの難しさもありましたが、中学生がとても喜んでくれ感動しました。また、SJリーグに参加している実業団チームの来校で一緒に打ってくれたこととインターハイ業務でトップ選手を間近で見たことは忘れない最高の思い出となりました。たくさんの出会いが重なり、日々の努力が何百倍もの結果となって返ってくる3年間でした。千歳高校バドミントン部に入り、出会った人達や仲間と味わえた経験はおとなになっても忘れません。顧問の先生をはじめ、地域の方々、OB、OG、保護者の方々、そしてチームメートを支えてくれた全ての人に感謝しています。応援ありがとうございました。これからのバドミントン部もどうぞよろしくお願いいたします。