カナダでの学びを語る 国際教養科2年生代表インタビュー
今回は、EFバンクーバーで語学研修に参加している生徒の中から、クラスの代表として福山さんと百々さんの2名に引率教員の一人、水野がインタビューを行いました。地域の皆さまや保護者の方々、そして本校教職員にも、生徒たちのリアルな声や日々の学びの姿をお伝えしたいという思いから、対談形式でまとめています。
インタビューでは、二人が英語だけの授業を楽しみ、異文化の友人たちと積極的に交流している様子が語られました。また、慣れない環境の中で戸惑うことや小さな失敗を経験しながらも、その一つ一つを前向きに受け止めて成長している姿も印象的でした。現地での生活がどれほど生きた学びとなっているのか、きっと伝わってくると思います。ぜひご覧ください。
水野: EFの授業はどんな様子ですか。
百々: 私のクラスはペアワークとグループワークが中心で、授業はすべて英語です。でも先生が分かりやすく話してくれるので困ることはありません。30語くらいの短いストーリーを書くライティングもあって楽しいです。
水野: クラスにはどんな国の人がいますか。
百々: メキシコの学生が5人くらいで多く、日本人が5~7人、フランス人が1人です。授業中に全員と話す機会があるので、自然に友だちになれます。
水野: ホストファミリーはどうですか。
福山: とても優しいです。初登校が不安だと言ったら、前日に学校までの行き方を一緒にシミュレーションしてくれました。
水野: 通学にはどのくらいかかりますか。
福山: 電車で1時間ほどです。最初は不安でしたが、今は慣れて安心して乗れます。スカイトレインは本数が多くて便利です。
水野: ホストファミリーとはどんな会話をしますか。
福山: ご飯のことや荷物を量りたい時に体重計を借りたりと、日常会話が中心です。ただ、日本のドアと閉まり方が違って、勢いよく閉めてしまい、すごい音がなって注意されたこともありました。
水野: 困ったことはありましたか。
福山: 電車とバスの乗り放題の定期券をなくしてしまい、週末は自費で移動することになりました。
水野: クリスマスマーケットはどうでしたか。
福山: 日本より規模が大きく、町中がイルミネーションで華やかでした。生演奏の讃美歌もあって、とても印象的でした。
水野: 残り2日ですが、やりたいことはありますか。
福山: ホストファミリーともっと会話したいです。放課後はいろいろな場所を回りたいと思います。
水野: ありがとう。百々さんは?
百々: クラスの人やホームステイ先の留学生と、もっと仲良くなりたいです。最後に写真を撮ったり、お土産を渡したりして、いい思い出を作りたいです。
水野: 残りの時間を大切にしてください。今日はありがとうございました。